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Godox iT32 レビュー

「Godoxから新しい小型ストロボが出たけど、iT32とiT30Pro、さらに定番のV350…一体どれを選べば正解なの?」

そんな風に迷っていませんか?

特に新登場のGodox iT32は、専用の「X5コマンドトリガー」と合体させるモジュラー式という、これまでの常識を覆す設計。さらにフルカラータッチパネル搭載と、スペックだけでは分からない「実際の使い勝手」が非常に気になる一台です。

「本当にコスプレ現場で使い物になる?」「バウンスはどこまでできる?」

この記事では、年間100現場をこなす現役カメラマンが、Godox iT32を徹底レビュー。 V350やiT30Proとの決定的な違いを、光量・操作性・運用の注意点まで網羅して整理しました。

読み終える頃には、あなたの撮影スタイルに最適な「相棒」が確信を持って選べるようになります。

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Godox IT30Proはコスプレ撮影でとても便利

Godox IT32は小型で軽量しかも光量もそこそこありコスプレ撮影におけるアクセントライトとしてとても便利なストロボです。

もちろん小型で光量も弱めなのでメイン光としてはたりません。

サイズが小さい分、メインライトとしてはパワー不足ですが、髪の縁を拾うリムライトや背景へのアクセント、衣装の質感を強調する補助光としては最適。
特に電車移動が多いカメラマンにとって、荷物を増やさずに光の幅を広げられる点が大きな魅力です。

1/4インチネジで自由度の高い設置が可能

IT32の付属スタンドには1/4インチネジが備わっているため、一般的な写真・映像用アクセサリーと互換性が高いのが大きな強みです。
小型ストロボながら、ミニ三脚・アーム・クランプなど、普段使っている機材にそのまま取り付けられるので、撮影現場での配置の自由度が一気に広がります。
特にコスプレ撮影では「あと少しここに光が欲しい」という細かな調整が多いため、1/4ネジ対応は実用性が非常に高いポイントです。

iT32に付属のミニスタンドには1/4ネジが付いているので1/4インチネジ付の磁石クランプなど使うことでいろんな方法で固定が可能になります。

スタジオの柱・棚・金属面など、通常のライトスタンドでは難しい位置にも設置できるため、アクセントライトとしての自由度が一気に広がります。

iT32 比較 レビュー 便利

カメラマンYoutuberのイルコさんも動画で同じようなことしてますね

ライトスタンド不要の“どこでも置ける”ストロボ

IT32は本体が非常に軽量なため、ライトスタンドを使わずに設置できるのも大きなメリットです。
付属の小型スタンドをそのまま床や棚に置いて使えるほか、クランプや磁石を使えば壁面や高い位置にも簡単に配置できます。

電車移動が前提の撮影者にとって、スタンドを1本減らせるだけでも荷物の負担が大きく軽くなるため、携帯性と実用性の両面で優秀なアクセントライトと言えますね。

でもやっぱり光量小さい

Godox IT32のGNは18。

TT600(GN60)と比較してメインに使用するにしても弱すぎるためそれなりの光量を得るためにはフル発光が必要。

暗いスタジオや暗めの日陰ならいいけど多少明るい部屋でF値を上げて部屋を暗くしつつストロボを使用となるとIT32の光は弱すぎてメイン光にはとても無理。

もちろん夜の屋外でISO3200とかまで上げた場合に普段にストロボが強すぎる場合には使えるかもですが結構場面はすくないですよね。

結果としてGodox IT32はリムライトや背景におくアクセントライトのようなもにになりますね。

2026年に入ってからIT32用につかえるカラーフィルターセットは発売されたのでこれは背景のアクセントとして使用する場合は便利ですね。


 

Godox iT32はこんな人におすすめ!

結論として、Godox iT32はコスプレ撮影においては、アクセントライトに最適でカバンに入れても負荷にならない最適な一台です。具体的には、以下のような方に自信を持っておすすめできます。

 「サブ機」や「アクセントライト」を探している多灯ユーザー

メインはAD200などを使う方にとって GN18と光量は控えめですが、背景に色を入れたり、ちょっとした影を消すための「補助ライト」として非常に優秀です。小型なので、狭い場所にも隠して配置できます。

台座を使うことで多用な使い方ができるのでよいですね。

 荷物を極限まで軽くしたい「ミニマリスト派」

イベント・スナップ撮影が多い方: 約120gと超軽量なので、一日中カメラに付けていても疲れにくいです。
電車移動のカメラマン: かさばる乾電池が不要で、スマホと同じUSB-Cで充電できるため、荷物を大幅に減らせます。

複数のカメラブランドを使い分けている方

マウント変更の可能性がある方: X5コマンドトリガーとの組み合わせにより、メーカーを選ばず(Canon/Nikon/Sony/Fujifilm/OM)使用できる「汎用性の高さ」はこの機種ならではの強みです。

 

Godox iT32とX5の取り付け方法と注意点

Godox iT32 レビュー 磁石

Godox iT32とX5の取り付け方法については注意点があります。

この2つの取り付けは磁石により行われます。
とくにロック機構もなく引っ張れば取れる仕組みです。

そのため床に置いたカメラを持ち上げる際にiT32を持って持ち上げようとすると落ちます。
はい、カメラにとってとっても危険な状況です。

使用時はこの点について注意しておきましょう。

もちろん普通にカメラを横に構えたりしてもiT32が落ちてしまったりすることはないくらいに固定はされていますがさすがにレンズ付きのカメラを支えるのは難しいのでiT32をクリップオンストロボとして使用している場合はiT32を持って持ち上げようなことはしないことをお勧めします。

 

Godox IT32の詳細と日本語マニュアル

Godox IT32の詳細ページはこちら。でもGodoxのホームページは英語と中国語だけなんですよね。

公式リンク:https://www.godox.com/product-e/iT32-X5.html

それでも日本のマニュアルは公開されているので操作方法にまよったらこちらも参考に

日本語マニュアル:https://www.godox.com/Downloads/Godox_iT32_Japanese.pdf

 

GODOX IT32+X5はどんなストロボ?

いろいろ使い勝手について書いてきたけどここからはGodox IT32がどんなストロボなのか見ていきますね。

Godox IT32が手のひらサイズの小型ストロボ

Godox IT32 サイズ

初めてIT32を手にしたときの感想はちっちゃい!!の一言。そしてその分軽い!!

価格も最近のストロボの中では安い方で12000円くらいで購入が可能です。

 

Godox IT32はこんなストロボ

Godox iT32 レビュー

it32は小型のストロボだけどホットシューアダプターがついていないためlt32単体ではカメラのホットシューに取り付けることができません。

そこで登場するのがX5。

メーカー別に用意されたX5を取り付けることでカメラのホットシューに取り付けることができるようになり、クリップオンでHSSやTTLも使用できます。

iT32のみでは普通のXシステムで制御できるストロボとして使用可能です。

クリップオンの状態でIT32以外にもABCの3つのグループのストロボを制御できます。

it32単体では普通にXワイヤレスシステム対応のストロボとして発光させることができます。
受信機として指定できるのABCDの4グループ。

光量的には結構弱くGN18。TT600などの一般的なストロボはGN60なので比較すると1/16になります。

  • 小型・軽量:重さは約120g。電車移動や屋外撮影でも負担にならない。
  • USB-C充電式:内蔵リチウム電池で駆動。モバイルバッテリーから充電できるので便利。
  • 発光性能:ガイドナンバーGN18、フル発光で約510回。リサイクルタイムは約1.5秒と速い。
  • モデリングライト搭載:LEDライトで光の当たり方を事前に確認できる。
  • ヘッド可動:垂直90°に動かせるので、バウンス撮影も可能。
  • 操作性:フルカラータッチパネルで直感的に設定できる。
  • ワイヤレス対応:Godoxの2.4GHzシステムに対応。X5と分離したiT32は、受信機(スレーブ)として機能し、多灯ライティングの一員として組み込めます。受信グループはA〜Dの4グループに対応します。

 

X5コマンドトリガーの特徴

Godox iT32 レビュー

X5は名称からワイヤレストリガーですがX3までと異なり単体では液晶もないためグループ制御もできません。

iT32と接続することで「ストロボ」兼「他機種も操れる最小のワイヤレストリガー」。

基本的にはit32と物理的に接続するとこで設定ができるようになります。

it32とX5を接続することでトリガーとして動作させることができ、他のストロボの制御をおこなうことができます、

X5には充電用ポートなどはなくIT32と接続することで充電が行われます。

この状態ではGodox it30proのようにストロボとして発光させながらトリガーとしても動作させることができます。

そしてなぜか最新機種なのにストロボマウントへの取り付けはクイックリリースではなく昔ながらのネジ式。

 

  • 役割:ストロボではなく「送信機(トリガー)」+「ホットシューアダプター」
  • 対応ブランド:Canon/Nikon/Sony/Fujifilm/OM Systemなど主要5ブランドに対応
  • 通信方式:Godox 2.4GHzワイヤレスシステムに対応
  • 通信距離:最大約80m(分離トリガー時は約20m)
  • 構造:磁気モジュラー式でiT32に装着可能。外すと自動でトリガーモードに切り替わる
  • 重量:約23gと非常に軽量
  • 電源:内蔵リチウム電池(USB-C充電式)
  • 機能:TTL/HSS対応、グループ制御(A〜D)、チャンネル1〜32

 

Godox IT32とV350のスペック比較

Godox IT32を小型ストロボで有名なGodox v350と比較してみましょう、

一番大きな違いは光量で、IT32はGodox V350の半分の光量になっています。TT600と比較するとなんと1/11

V350はオンカメラの状態でit32+X5と同様にオンカメラストロボとして使いつつ他のストロボ制御ができます。

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またV350は取り外して可能なリチウム電池のため予備を用意することができます。

ただしV350はカメラメーカーに合わせて購入する必要があるので複数カメラマーカーを使用する人には負担になります。

it32は内蔵電池のため予備を用意することができずモバイルバッテリーなどから充電することになります。

項目iT32V350
ガイドナンバーGN18(ISO100/m)GN36(ISO100/m、105mm時)
発光回数(フル発光)約510回約500回
リサイクルタイム約1.5秒約1.7秒
操作系フルカラータッチパネルボタン+液晶
モデリングライトLEDモデリングライト搭載LEDモデリングライト搭載
電源内蔵リチウム電池(USB-C充電)専用リチウム電池VB20(交換式、USB-C充電)
重量約169g+23g(x5)約290g
ヘッド可動水平180°/垂直90°水平270°/垂直-7〜90°
ワイヤレス受信専用送受信(マスター機能あり)
特徴分離型、多灯の一員一体型、オンカメラ+簡易トリガー

Godox IT32とGodox IT30Proの機能比較

次に名称のにているGodox IT32とGodox IT30proを比較してみます。

iT32のGNは18、iT30ProのGNは16と、ほぼ同等の光量です。

しかしit30proは内蔵バッテリータイプでストロボのついたトリガーになっており、かなり小さく軽くできています。

it30proと比較するとit32は大きく感じることになります。

it30proはその大きさから発光角度を変えることができず。また小型のためカメラボディから発光面が近く大きなレンズではカメラ本体近くから発光することになり影ができてしまいます。

it32は普通のストロボ同様に発光角度を自由に変えられる、発光場所が少し高いため影ができるようなこともありません。

IT32より小型のit30Proの詳細に関してはこちらの記事で紹介しています。

 

項目iT32iT30Pro
ガイドナンバーGN18GN15〜18程度
発光回数(フル発光)約510回約560回
リサイクルタイム約1.5秒約1.5秒前後
操作系フルカラータッチパネルタッチ液晶+ダイヤル
モデリングライトLEDモデリングライト搭載Lなし
電源内蔵リチウム電池(USB-C充電)内蔵リチウム電池(USB-C充電)
重量約169g+23g(x5)約120g
ヘッド可動水平180°/垂直90°なし
ワイヤレスit32は受信専用送受信(コマンダー機能あり)
特徴多灯の一員、X5と合体でオンカメラ化オンカメラ+コマンダー機能付きストロボ

GODOX it32とX5はバッテリーが別

iT32とX5の電池管理

Godox IT32とX5はバッテリーが別になっています。

しかもX5はIT32と接続時に充電が行われるようになっています。
そのためX5本体には充電用のポートもありません。

そのためIT32にバッテリーが残っていればX5の充電が行われるのでX5の電池切れということは起こりません。

逆にiT32側の電池量を気にしておくだけなので特にX5との電源管理を難しく考える必要はないですね。

電池の寿命について

内蔵バッテリーで交換ができないとなると電池寿命ということを気にする人もいるかと思います。一般的な話になりますがリチウムイオンバッテリーは500回くらいの充電、フル放電といわれています。

実際は使用中はフル放電になることもすくないので充電ももっと使えるし、週1,2回の撮影で使うAD200のバッテリーも4,5年使っていても影響を感じるほどではありません。

仕事で毎日使用するとなると寿命を感じる人もいるかもしれませんが趣味程度で使う分には特に問題なく使える期間はあるとおもっています。

実際5年以上経過すると新機種も出てるし買い替えしたいものも出てくるから、電池の寿命については私自身は普通に経年劣化の故障と同じと思って気にしていません。

 

電源運用の注意

  • 注意点: iT32はUSB-C充電対応の内蔵電池式です。公式情報には「給電しながら使用可能」との記載がないため、充電中の使用は非推奨で、自己責任の運用になります。
  • 長時間撮影: 事前に満充電、または休憩中にモバイルバッテリーで充電する運用が安全です。

 

まとめ

Godox IT32は手のひらサイズでほんとに小型のストロボです。

近距離で1人撮影には向きますが複数人に光を届けるには少し光量が弱く感じるかも。

  • iT32: 分離型・多灯の一員。軽量でサブ光源に最適。
  • V350: 一体型で交換式バッテリー。長時間撮影に強い。
  • iT30Pro: オンカメラ+コマンダー機能付き。1台で制御可能。
  • X5: iT32をオンカメラ化するモジュール。多灯制御は不可。
  • 電源方針: USB-C充電対応だが、給電しながらの使用は非推奨(自己責任)。

Godox iT32 導入前のよくある質問

Q. iT32単体でカメラに装着できますか?

A. できません。iT32本体にはホットシューが付いておらず、専用の「X5コマンドトリガー」と合体させることで初めてカメラに装着可能になります。単体ではワイヤレスの受信機(スレーブ機)としてのみ動作します。

Q. X5トリガーは他のGodoxストロボを制御できますか?

A. 可能です。iT32とX5を接続した状態で、最大3つのグループ(A/B/C)の外部ストロボを制御できます。オンカメラで発光させながら、同時にオフカメラのストロボも操作できるため、多灯ライティングの司令塔になります。

Q. 似ている「iT30Pro」との決定的な違いは何ですか?

A. 最大の違いは「首振り(バウンス)ができるかどうか」です。iT32は上下90°に動かせますが、iT30Proは固定式です。また、iT32の方が発光部が高いため、レンズの影が写り込みにくいメリットがあります。

Q. ガイドナンバーGN18だと光量は足りないでしょうか?

A. 至近距離のポートレートなら十分ですが、集合写真や昼間の屋外(日中シンクロ)では力不足を感じるかもしれません。一般的なTT600(GN60)の約1/16の光量であることを理解した上での導入をおすすめします。

Q. X5トリガーを充電し忘れたらどうなりますか?

A. X5はiT32本体と接続すると自動的に本体から給電・充電されます。そのため、iT32のバッテリーさえ残っていればX5の電池切れを心配する必要はありません。

Q. ホットシューへの取り付けはワンタッチですか?

A. 残念ながら、最近主流のクイックリリース式ではなく、昔ながらの「ネジ締め式」です。頻繁に付け外しをする場合は少し手間に感じるかもしれません。

Q. モバイルバッテリーで給電しながら撮影できますか?

A. USB-Cポートから充電は可能ですが、「給電しながらの動作」は公式に保証されていません。故障のリスクがあるため、休憩中にこまめに充電する運用が安全です。

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