K1とK1mk2比較

コスプレの撮影を始めて1年。

ついにAPS-CのPentaxK-PからフルサイズのK-1にカメラを変更しました。

なぜK-Pではダメだったのか?なぜK-1マーク2ではなく初代のK-1を購入したのか?

PentaxK-1を比較して購入に至った理由を説明します。

コスプレ撮影や季節の景色や自動車レースの撮影をしていて使い方が変わったのか?

この記事の作成時はKー1マーク2とK-1の価格差は6万円。

K-1のマーク2へのアップグレードサービスが終了した後での記事になります

私がK-1を撮影用に購入した理由。

そのあたりをまとめておこうと思いますので何かの参考になればと思います。

スポンサーリンク

K-1とK-1マーク2のスペックを比較

新機種が出れば気になるのがスペックの違い。

カメラという機械である以上できることは写真を撮ることとせいぜい動画を撮ること。

ペンタックス機の動画機能ははっきり言って期待していないので写真の撮影性能について確認していきます。

新しい機種が出てくればパンフレットをもらってきて確認しますよね?

でもK-1マーク2のカタログを見てもK-1やK-Pとの比較はしていないのでどれが変わっていて何が同じなのかがわかりません。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/support/catalog/pdf/K-1-2.pdf

そこで以下の点で比較してみました。

  • スペック表で比較
  • K-1MarkIIの新機能とは?

スペック表で比較 K-1、マークII、K-Pの違い

下記に表にしてみましたがK-1とK-1マーク2のスペック的な差はほぼありません。

アクセラレーターユニットに変更に伴うのかバッテリーの持ちが逆に悪くなってますね。

数値に現れるスペックはほぼ同じ。

ISO感度の最大値が大きく上がっていますがここまで大きな値を使用するのかというのもありますが高感度に強いということであれば低感度域では余裕があるということですからね。

製品名 リコー PENTAX K-1 Mark II リコー PENTAX K-1 ペンタックス PENTAX KP
発売日 2018年4月20日 2016年4月28日 2017年2月23日
価格 23万円前後 19万円前後 13万円前後
イメージセンサー フルサイズ(35.9×24mm CMOS) APS-C(23.5×15.6mm CMOS)
ローパスフィルター レス仕様(ローパスセレクター機能あり) レス仕様
ゴミ取り機能 ○(DR II) ○(DR II)
画像処理エンジン PRIME IV&アクセラレーターユニット PRIME IV PRIME IV&アクセラレーターユニット
総画素数 3677万画素 2496万画素
有効画素数 3640万画素 2432万画素
最大記憶画素数 7360×4912px 6016×4000px
ISO 100~819200 100~204800 100~819200
連写(フルサイズ時) 4.4コマ/秒 7コマ/秒
連続撮影可能コマ数 4.4コマ/秒時:RAW17コマ、JPEG70コマ 7コマ/秒時:RAW8コマ、JPEG28コマ
AF方式 位相差AF、コントラストAF
測距点 SAFOX 12:33点(クロスセンサーは25点) SAFOX 11:27点(クロスセンサー25点)
測距輝度範囲 -3~18
ファインダー ペンタプリズム (視野率100%/倍率0.7倍) ペンタプリズム (視野率100%/倍率0.95倍)
モニター 3.2インチ (103.7万ドット) 3インチ (92.1万ドット)
シャッタースピード 1/8000~30秒 1/6000~30秒
サイレントシャッター ○(ライブビュー時の電子シャッター) 電子シャッター
リアル・レゾリューション・システム リアル・レゾリューション・システムII(手持ち撮影に対応)、動体補正可 リアル・レゾリューション・システム、動体補正可
バルブ撮影
セルフタイマー 2、12秒
撮影枚数 670枚、340分 760枚、390分 フラッシュ50%発光:390枚、フラッシュ発光なし:420
RAW PEF/DNG:14bit PEF/DNG:14bit
JPEG
RAW+JPEG
動画 フルHD (1920×1080) 60i/30p、HD(1280×720) 60p、最長約25分 フルHD (1920×1080) 30p
ファイル形式 MOV MOV
映像圧縮方式 MPEG-4 AVC/H.264 MPEG-4 AVC/H.264
音声記録方式 ステレオマイク
手ぶれ補正 5.0段分(SR II)
内蔵フラッシュ -
防塵防滴仕様 防塵・防滴構造・マイナス10℃
可動式モニター フレキシブルチルト チルト
タッチパネル -
水準器 ○(左右・前後の傾き) -
Wi-Fi
GPS/電子コンパス ×
アストロトレーサー ×
タイムラプス/インターバル撮影
SDカード デュアルSDスロットカード(SDXC UHS-I) シングルSDスロット(SDXC)
136.5mm 131.5mm
高さ 110mm 101mm
奥行き 85.5mm 76mm
重さ 925g 643g
総重量 1010g 703g
バッテリー D-LI90P D-LI109
インターフェイス USB2.0、HDMI(Type D) USB2.0

 

K-1のボディの大きさと重さについて

フルサイズの一眼レフカメラというのはどれもボディが大きくなる傾向があります。

スポンサーリンク

比較的小型と言われているK-1も例外ではありません。

K-1とK-1マーク2はボディのサイズが同じですが、K-Pと比較してみるとK-1はかなり大きいということがわかります。

これでもCanonやNikonのフルサイズ一眼レフに比べると小さくて軽い。

フルサイズ用のレンズも重い大口径レンズになるので重さはさらに増えます。

重さもその分増えているので女性には結構大変かもです。

私でも被写体に写真を見せるために片手で持ち上げていると腕がプルプルしてきます。

K-1MarkIIの新機能と初代K-1との違い?

公式で発表されているK-1マーク2の機能的な差分は以下のようになっていました。

それぞれがどんなインパクトがあるのか1つづつ見ていきたいと思います。

【アクセラレーターユニット】
「PENTAX K-1 Mark II」には自社開発の「アクセラレーターユニット」が新たに搭載されています。
これにより、「PENTAX K-1」と比較して、解像感や高感度での色彩再現性の向上、ノイズ低減を実現しています。画像処理パラメーターを全面的に見直すことで、特に「深い青」や「生き生きとした緑」の再現性を高めたPENTAXならではの絵づくりを追求しています。
標準出力感度は、ISO100~204800からISO100~819200に大幅向上しました。

機能的にはここが一番気になるところです。

ISO感度の上昇、「解像感や高感度での色彩再現性の向上、ノイズ低減を実現」とこう書かれると非常に気になります。

 

でもちょっと考えてみてください。

K-1を購入して自分の使用用途はコスプレの撮影、あとはせいぜいポートレート撮影です。

ポスターやA2版サイズに印刷して壁に貼ったりするわけではありません。

コスプレの写真はスマホやタブレットで見ることがほとんどなので解像度よりも解像感が重要です。

部分的に拡大して等倍でみることなんてスペックおたくのすることだし私が写真に求めていることはそういうことではありません。

スマホやタブレットという画面サイズであればK-1マーク2の画質の向上が本当に必要なのか?と考えました。

K-1が発売された当初から見れば十分高画質ですし普通にならべたら差分なんてわからないでしょという結論になりました。

 

【リアル・レゾリューション・システム】
「PENTAX K-1 Mark II」に搭載されている「リアル・レゾリューション・システム」は「リアル・レゾリューション・システムII」に向上しています。
新開発された「手ぶれ補正モード」により、手持ちで「リアル・レゾリューション・システム」が撮影可能です。
「リアル・レゾリューション・システム」は連続撮影した4枚の写真から1画素ごとにRGBすべての色情報と輝度情報を取得することで、超高精細画像を生成できる機能です。

Pentaxに搭載されているリアル・レゾリューション・システムは4枚の写真を1ドットずらして撮影し合成することで解像感をあげる技術。

K-1やK-Pでは4枚撮影するので手振れなどでずれてしまうと正常に合成できなくなるので三脚での固定が必須でした。

それがK-1マーク2では手振れ補正と合わせることで手持ちでの撮影を可能にしたとのことです。

ただ風景写真のように動かないものが相手なら解像感上がる機能ですがK-P、K-1購入してからまだ使ったこと無いので・・・。

 

【オートフォーカス性能】
「PENTAX K-1 Mark II」は動体追従アルゴリズムを改良し、AF-C時の動体予測性能を向上しています。

カメラが新しくなるとオートフォーカス性能があがります。

でも用途として動体に対するオートフォーカスが早くなったというのは自分の用途としては不要なんですよね。

私は自動車レースの撮影も趣味にしていますがそちらはK-Pを使うつもりでいます。

動き回る子供を撮る、走り回る犬の撮影をするということでなければ動体に対するオートフォーカスの精度向上は値段分の価値を感じなかったというのがあります。

【バッテリーライフ】
「PENTAX K-1」は撮影可能枚数が約760枚・再生時間が約390分
「PENTAX K-1 Mark II」は撮影可能枚数が約670枚・再生時間が約340分に減少しました。

バッテリーライフはマーク2になって性能が落ちてしまった欠点の1つですね。

でもK-1で使用できるバッテリーはK-5から共通のものでK-5、K-3、K-1、K-1マーク2と長年共通で使用できているというのはありがたいです。

内部メカが向上しているので電気消費量が増えるのは仕方がないのではないのでしょうか?

うちもK-5を持っていたのでバッテリーを追加購入せずにすみました。

760枚、670枚というのも普通に使用すればプレビューをした時間でも変わってきますしシャッタースピードが遅めの写真を多くとれば電池の減りも早くなるのでこの枚数はそれほど気にならないところと思います。

体感的にはK-Pよりも電池の持ちがあきらかによいので満足してます。

バッテリーが現在3つあるのに一回の撮影ではバッテリー2つ使い切ることはほとんどない。

 

【連写性能】
「PENTAX K-1」はAPS-C時の連写が6.5コマ/秒
「PENTAX K-1 Mark II」は6.4コマ/秒に少しだけ遅くなりました。

フルサイズ機なのでAPS-Cモードを利用することは少ないと思ってます。
APS-Cのレンズを使用する場合くらいでしょうか?

自分の場合はAPS-CのレンズをK-1につけて使用する予定はないのと連射だけでいうならK-Pの方が早いので特に関係はありません。

人物撮影するのに連写が必要になるシチュエーションなんで今のところないですからね。

マーク2は購入せず!無印K-1を選択した理由

スペックと価格差、そしてレンズ購入費用にあてるため。

K-1マーク2とK-1のどちらを購入すべきか?という話の結論として私はK-1を購入しました。

性能の比較を上でも記載しましたがマーク2の性能の向上はそれほど多きなものがないことがわかっていましたからね。

購入検討時の価格差は6万円ほど。

この6万円の価格差を埋めるだけの価値をマーク2に見つけられなかったというのが理由です。

またカメラをフルサイズにするにあたりレンズのフルサイズ化も必要でした。

コスプレを撮影するためにまずは標準的な画角である24-70 F2.8を購入する必要がありました。

ペンタックスのKマウントで24-70は選択肢がないので

HD PENTAX-D FA 24-70mmF2.8ED SDM WR

を同時に購入する必要があります。

こちらの購入費用に6万円を入れたかったというのも理由ですね。

K-1のレンズはキャノンやソニーのフルサイズ用レンズに比べると安いのですがそれでも簡単に出せる価格ではないですからね。

少しでも節約するためにK-1を選択したというのもありますが、マーク2を選ばなかったことによる後悔や後ろ髪惹かれるようなことは全くありません。

フルサイズへの憧れ

K-PからK-1にコスプレ撮影に使うカメラを変更したくなった理由。

それは

フルサイズだったから!

という理由ももちろんあります。(もとも子もないですよね)

 

やっぱり「きれいな写真を撮りたい!」「APS-Cよりフルサイズはボケがきれい」。

きれいな写真はカメラの性能ではなく構図や現像テクニックだとわかってはいるもののフルサイズへの憧れもありましたからね。

自分の足りない腕を少しでも機械で補完できたらなんて考えたわけです。

 

憧れって1度もってしまうと自分で試してみないとなかなか無くならないもので我慢できないんですよね。結局購入してみないと他人のどんなコメントを見ても自分を納得させられなかったというのもあります。

1度フルサイズを体験したあとであれば必要に応じてAPS-Cに戻ることもできるしフルサイズが良ければそのまま使えばいいでしょうし。

私は自分の手で今回フルサイズの一眼レフを購入して憧れの1つを達成しました。

機械的な憧れはお金で解決できるので今後は腕を磨こうと思えるようになりましたからね。

レンズのボケもお金積めばできるようになりますからね。、

で、実際にコスプレ撮影に際してフルサイズの一眼レフが必須なのか?という話はこちらで

→コスプレ撮影にフルサイズ一眼レフは必要か?

撮影時のデータ保護という観点について

またK-1にはK-PにはないSDカードのダブルスロット化がされているという特徴があるのですが、これは思いっきり重要でした。

 

いままでK-Pを使用していた中で1度だけ撮影後にSDカードが読めなくなる事故を経験したことがあります。

撮影は問題なくできていて撮影日夜もカメラのプレビューでは問題なし。

しかし翌日自宅に帰り、カメラからカードを抜きSDカードリーダーに差し込んでみると

「フォーマットされていません」「フォーマットする必要があります」

なんてポップアップが画面に出てきたことがあるんですね。

結局そのSDカードの写真は7割ほどが読み込むことができませんでした。

 

そんな経験をしているからデータが消えるというのは非常に問題なんです。

特に最近はコスプレ撮影という自分以外の人がかかわった撮影をすることが多くなりました。

そういった理由からもしものデータ保護のためSDカード2枚利用できるようにしたかったという理由がフルサイズ化の1つの理由になります。

Pentax K-1で使えるkマウントのレンズは少ないけど安い

ペンタックスのレンズでフルサイズでも使用できるものは非常に限られています。

とくにシグマやタムロンといったサードパーティ製のものはほとんどありません。

クロップすればAPS-Cのレンズも使えるけどフルサイズセンサーを使いきれるレンズがいいですよね。

ズームができるレンズのラインナップは以下のものが普通に購入できるところかなと思います。

HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WR
HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WR
HD PENTAX-D FA★70-200mm F2.8 ED DC AW
HD PENTAX-D FA 28-105mm F3.5-5.6 ED DC WR

28-105mmはK-1マーク2とセット販売されているのでセットで購入するとかなり割安で購入が可能ですね。

ただしF3.5からなのでスタジオでの撮影が多いコスプレ撮影では少しでも明るいレンズを選びたいところです。

まあスタジオでコスプレ撮影するならまず24-70が必須ですよね。

 

Kマウントのレンズでは型番にFAと入っているものがフルサイズ対応レンズになります。

最近発売された中でフルサイズでも使用できる単焦点ということであれば結構売れたという50mm。

PENTAX-D FA★50mmF1.4 SDM AW

シグマにも35mmの単焦点レンズが1本だけありますね。

Sigma 35mm F1.4 DG HSM Art

K-1ではAPS-Cのレンズを使用した場合に自動的にクロップして使用できるのでほかのKマウントのレンズも使えるのですがクロップしている分、せっかくのフルサイズなのにセンサーを使いきれないのはもったいないですよね。

こうしてフルサイズ対応レンズは選択支が少ないですが迷うこともないし、その描画に問題が問題なければあとは腕次第。

結局みんな純正レンズを購入するでしょ?という理由でレンズの選択支の少なさは問題ではありませんでした。

別メーカのフルサイズ機にしなかった理由とは?

では最後に

ペンタックス以外のフルサイズ機を検討しなかったのか?

という話をしておきます。

もちろんフルサイズカメラを購入するにあたりレンズも買うとなればカメラのマウントを変えるのと同じようなものです。

それでもPentaxから変更しなかった理由はこの2つだけ。

  • Pentaxの色が好き
  • 値段が安いから

これに限ります。
K-1を購入するにあたりキャノンとソニーのフルサイズ機も検討しました。

キャノンのEOS-RやEOS5Dマーク3、ソニーのα7R2を対象に検討しました。

フルサイズでダブルスロット。

キャノンやソニーなら将来性も他メーカーより安心。

最近のミラーレスフルサイズ一眼の瞳オートフォーカスには確かに心惹かれます。

ボディの価格は最新機種ではなく1つもしくは2つ前の世代を選ぶことでK-1並みに安くすることができます。

しかしどうにもならないのが純正レンズの値段。

今回一緒に購入予定の24-70 F2.8をキャノンやソニーで確認すると確実にレンズだけで20万円以上してしまうというのが予算オーバーの一番の問題でした。

もちろんソニーやキャノンに比べてペンタックスは将来性も危ういところに来ていますが普通に購入して使う分のあと何年かは大丈夫だろうと踏んでます。

24-70 F2.8がキャノンやソニーの半額以下なのでフルサイズ化したいと思った自分には十分選択の余地がありました。

そして長年ペンタックスを使用してきてボディが変わっても出力される色合いはやはりペンタックスが好きなんですよね。

キャノンやソニーなら将来レンズを高く下取りに出せるけど今はペンタックスが好きだし、予算もペンタックスなら範囲内。

それなら迷うことなんてないよね。

これが私のペンタックスを選択した理由。

ちなみに今、お金が余るほどあるならソニーα7R4と24-70F2.8を買うでしょうね。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事