godoxのストロボを多灯ライティングで使用する場合複数のストロボをコントロールするワイヤレストリガーが必須になってきます。
godoxからは現在Xpro2とX2Tの二種類のワイヤレストリガーを販売しています。
どちらのワイヤレストリガーがいいんでしょうか?
上の写真を見るとわかりますがXproの方がかなり使い込んでいるのがわかると思います。
実際どのような点が異なるのか?
どちらのトリガーがオススメなのが見ていきましょう。
xproとx2tのオススメはこちら!
私はとある理由からxproとx2tの両方を購入したわけですがおすすめのワイヤレストリガーはXproです。
理由は以下
液晶が大きい
このたった一つの理由からコスプレの撮影ではXproを使った方が使いやすいというのが結論です!
液晶が大きいと何がいいのか?
それは全グループのストロボの光量設定が1画面で確認可能という点です。
配置したストロボの光量の設定が1画面で確認できるので全ストロボの位置関係が把握し易いというのが素晴らしい。
X2Tのように2画面に分かれてしまうとどうしても切り替えの煩わしさや設定の確認が面倒なんですよね。
xproを持っているのにX2Tを購入したのですが現時点ではX2Tは持ち歩いていないですからね。
xproとx2tスペック比較
まずは単純にxproとx2tのスペックを比較してみましょう。
ワイヤレストリガーとしてできることというと2台の違いはほとんどありません。
違うのは見た目と操作性だけといっても問題ありません。
X2TはX1Tの後継機種で操作性の改善やBluetooth機能が追加されたものです。
godoxは不思議なもので同じ機能を持つものをバージョンアップして併売するというところが変わってる会社ですね。
XPro | X2T | |
TTL/マニュアル発光 | ○ | ○ |
マルチ発光 | ○ | ○ |
ハイスピードシンクロ | ○ | ○ |
後幕シンクロ | ○ | ○ |
フォーカスアシスト | ○ | ○ |
ファームウェアアップ | USB Type-C経由 | USB Type-C経由 |
周波数 | 2.4G | 2.4G |
チャンネル数 | 32 | 32 |
ワイヤレスID | 01-99 | 01-99 |
グループ | 5 | 5 |
サイズ | 90×58×50 | 72×70×58 |
重量 | 80g | 90g |
xproのメリットとデメリット
1画面で全てのストロボ設定が確認可能
これは上でも説明していますがストロボに割り振った5つのグループに設定している光量が一目で確認できるとなります。
右側のストロボをグループA、反対側をグループB、人物の暗いとこにあてるストロボをグループC、背景に当てるストロボをグループDのように割りふっているのが確認しやすいということになります。
お値段高め
xproの8500円に対してX2Tが7200円とわずかながらxproの方がお値段高めなんですよね。
液晶の大きさが大きい分高いということですがこれぐらいの差額なら問題ないですよね??
ホットシューへの取り付けが面倒
xproはホットシューナへの取り付けが古いタイプのネジ式になってます。
しっかり取り付けないといけないのとネジを締めるのが手間なのかな?X2Tのクイックタイプは便利でした。
X2Tのメリットとデメリット
ホットシューの取り付けが簡単
カメラのホットシューの取り付けにはスライドクランプホットシューロックというワンタッチでロックできる仕組みになっています。
ネジをクルクル回す必要がなくしっかり固定できます。
Bluetoothを使用したスマホでの操作
X2TはBluetoothを内蔵しています。Bluetoothを使うことでスマホにいれたgodoxのアプリからストロボの設定を行うことが可能になりました。
スマホで写真撮影していてストロボ使いたいなと思ったことないですか?
そんな希望をかなえてくれる機能になります。iPhoneやアンドロイド機種に対応してます。
でも正常にシンクロしないというトラブルが続発。
→アンドロイドスマホやiPhoneでストロボをシンクロさせて撮影してみた
ホットシューが付いている
X2Tの上部にはストロボシューがついてます。しかも飾りではなくX2Tのシャッター動作時に連動しています。
そのためここに別の機器を付けることもできます。
例えば別のメーカーのワイヤレストリガーを取り付けて使用することも可能です。
また、X2Tの欠点である液晶が小さいという問題はX2T上部のホットシューにスマホを取り付けることで解消できます。
X2Tの欠点である液晶が小さいという問題はX2T上部のホットシューにスマホを取り付けることで解消できます。
でも邪魔なのでしないですよね…
小型のディスプレイを固定して使うことも可能です。
※X2Tにスマホをつけたカメラの写真
スマホを取り付けてgodoxアプリを起動することでxproより大画面でストロボ設定をすることもできます。すこし邪魔な気もするけど…
あまり重いものは安定性の観点からつけないほうが安心かな?
液晶が小さく確認できる情報が少ない
X2Tは写真のように液晶画面がとても小さいです。表示内容は3行分。
3行しかないので5つのグループ設定を一度に表示できません。
カメラと水平になっているのでカメラを持ち上げないと液晶が見えにくいというのも困ったもの。
グループの変更に操作が必要
液晶が小さいのでグループABCとDEにわかれていて切り替え操作が必要になります。通常はグループ3つで足りることも多いのですがたまに4グループ撮影するとなると不便なことこの上ないです。
まとめ!どっちがいいのか?
私のおススメはやっぱりxpro!!
実際に撮影で使用していると大きな画面が斜めに配置されているxproの方が使い勝手がいいというのがあります。
画面をパッとみて全ての設定を確認できるという点は撮影では大きなメリットになります。
X2TはBluetoothに対応しスマホから設定をおこなったり、スマホのカメラに連動してストロボを光らせるといった点が面白いですがコスプレの撮影では関係ないというのが感想です。
やはり3行しか表示されない液晶は小さく見にくいんですよね。