データはありません

【2025年版】コスプレ撮影にお勧めなGodox ストロボ 3選

コスプレ撮影を始めたばかりの方から「ストロボって必要ですか?」という質問をよく受けます。

結論から言えば、屋内スタジオでの撮影なら絶対に必要です。

なぜなら:

  • 室内の照明だけでは光量が圧倒的に不足
  • ISOを上げるとノイズが増える
  • 影のコントロールができない
  •  レイヤーさんの肌をキレイに撮れない

本記事では、コスプレ撮影に最適なストロボの選び方から、具体的な使い方、設定方法まで、実際に年間100件以上の撮影をこなす筆者が徹底解説します。

LEDはどうなの?という点で気になる人はコスプレ撮影においてLEDはどうなのか説明した記事があるのでこちらを参考にしてね。

 

【こんな方におすすめ】

✓ これからコスプレ撮影を始めたい
✓ どのストロボを買えばいいか迷っている
✓ 予算3〜5万円で機材を揃えたい
✓ Godoxのストロボが気になっている

 

結論から言えば値段や光量のバランス的にはGodox AD200Proがお勧めです。

コスプレ撮影にストロボが必要な理由【初心者必読】

カメラは光がないと撮影できない機械です。

屋外のように自然光があるのであれば問題はないのですがスタジオのような屋外ではそうは行きません。

室内には天井にライトがありますがこのライトが曲者。

室内のライトはカメラにとって非常に暗いです。また天井にあるため影ができて被写体が盛れません。

屋外撮影でも逆光撮影などで影を薄めるためにストロボを使用します。

コスプレの撮影における撮影のコツについてはこちらを読んでください。

 

光の質をコントロールし、立体感と質感を引き出す

カメラ内蔵のフラッシュや自然光だけでは、光の向きや強さが決まってしまいます。これでは、被写体(コスプレイヤー)の顔や衣装が平面的になり、のっぺりとした印象になりがちです。

  • 立体感の創出: ストロボをカメラから離れた位置(オフカメラ)に設置し、光の向きや影を意図的に作り出すことで、コスプレイヤーや衣装に立体感奥行きを与え、写真に生命力を吹き込みます。

  • 素材の質感描写: ウィッグの繊維、鎧や武器の金属的な光沢、布地のきめ細かなディテールなど、衣装や小道具の素材の質感をシャープに描き分け、現実感のある描写を実現します。

 

環境光に左右されず、カメラマンの意図した明るさ・雰囲気を実現する

ストロボを使えば、撮影時の天候や場所(時間帯)に左右されることなく、常に安定した光を被写体に当てることができます。

  • 日中の強い光のコントロール(日中シンクロ): 晴天の屋外撮影で、人物の顔にできる強い影(目元のクマなど)をストロボの光で打ち消し、均一で美しい肌の描写を実現します。また、背景の明るさに負けない光を人物に当てて、背景だけを意図的に暗く落とし、雰囲気のある写真を作り出すことができます。

  • 薄暗い場所での描写力向上: 室内や夜間、森の中など光量の少ない環境でも、シャッタースピードを落とすことなく、被写体をブレずに鮮明に捉え、ノイズの少ない高画質な写真を撮ることができます。

 

ストロボ選びの3つの基準(光量・予算・携帯性)

ストロボって多種多用でコスプレ撮影において何を基準に選べばいいのかわからないってことも多いですよね。

実は、ストロボ選びでチェックすべきポイントは「光量」「予算」「携帯性」のたった3つだけ。
この3つのバランスをどう取るかで、あなたにぴったりの1台が決まります。それぞれの選び方の「一般論」を解説します。

光量(パワー):基準は「GN」か「W」

ストロボ選びで最も重要なのが光の強さです。
光量が大きければ、天井に光を反射させて部屋全体を柔らかく照らす「バウンス撮影」ができたり、日中の明るい屋外で影を消したりできます。
カタログでは、以下のどちらかの単位で表記されています。

① 基本となる「GN(ガイドナンバー)」

これまで主流だった表記です。数字が大きいほど光が遠くまで届きます。

  • 大光量(GN 60前後):

プロも使う標準的なパワー。広い会場や、屋外でも安心して使えます。

  • 中光量(GN 40前後):

【おすすめ】 コスプレのような一般的な室内撮影ならこれで十分。サイズとパワーのバランスが良いです。

  • 小光量(GN 20〜30):

非常に小型ですが、天井バウンスをするにはパワー不足。正面から当てる補助光向けです。

選び方のポイント

室内で自然な明るい写真を撮りたいなら、「GN 40以上」を選ぶのが失敗しないセオリーです。

対象商品
GN60:Godox TT600やV860など昔からあるGodoxのストロボ
GN40:Godox V480

 

② 最近増えている「W / Ws(ワット秒)」

最近人気のメーカー(Godoxなど)ではW(ワット秒)という表記が増えています。
「GN」と比較しにくい場合は、以下の「75Ws」を基準に考えると分かりやすいです。

75Ws
普通のストロボ(GN60)と同じ 【基準】 カメラの上に乗せる一般的なストロボの強さです。

100Ws
普通より「ちょっと強い」 小型でハイパワーな機種が多いです。

200Ws
普通の「約2.5倍」 本格的な作品撮りや、日中の屋外撮影でも余裕が出ます。

300Ws〜
普通の「4倍以上」 かなり重たい本格機材。プロ向けです。

選び方のポイント

趣味でのコスプレの撮影であれば300Ws以下で十分です。
それ以上は携帯性に影響が大きすぎるのであまりお勧めはできません。

 

予算:安心の「純正」か、コスパの「サードパーティ」か

カメラと同じメーカー(CanonやSonyなど)の純正品か、ストロボ専門メーカー(サードパーティ製)かで、価格と特徴がはっきり分かれます。

サードパーティでも純正より高いProfotoのような高級機メーカーもありますがそこまで趣味に使えるなら止めはしません。

純正メーカー(Canon, Nikon, Sonyなど)
価格: 高い(3万円〜10万円以上)
特徴: カメラとの通信が安定しており、信頼性が抜群。「絶対に失敗できない仕事(結婚式など)」では純正が選ばれます。

サードパーティ(Godox, Nissin, Neewerなど)
価格: 安い(1万円〜3万円前後)
特徴: 純正の半額〜1/3の価格で同等の光量が手に入ります。特に「Godox」などは現在プロ・アマ問わず利用者が多く、最初の1台として非常に人気です。

選び方のポイント

予算を抑えたいならサードパーティのGodoxから始めるのが賢い選択です。浮いた予算を新しいレンズに回したほうが、写真の表現力は広がります。

 

携帯性:サイズとバッテリーの種類

コスプレの撮影において携帯性は重要の選択肢です。

特に電車移動などを行う場合には携帯性とパワーのバランスが重要になってきます。

  • サイズ感

一般的なスタジオの撮影や簡単な屋外撮影では300Wレベルのストロボで十分です。それ以上となると本体は大きくなり重くなります。

  • バッテリー

単3電池式: どこでも電池が買えるので便利ですが、発光後のチャージ(リサイクルタイム)が遅く、連写には向きません。
専用リチウムイオンバッテリー式: 最近のトレンドです。チャージが爆速でサクサク撮れ、バッテリー持ちも良いです。

選び方のポイント

携帯性であればとにかく小さく軽いものを選ぶほうが良い。
大光量になればなるほど重く大きくなる傾向があるので複数台持ち歩くことを考えて選びましょう。

 

Godoxのストロボのコスプレ撮影におすすめな機種はこれ!

私さざびいがコスプレ撮影をしてきて感じた機能を十分持っていてコストパフォーマンスの良いgodoxのストロボストロボのベスト3をお伝えします。

紹介している機種は決して2025年の最新機種ではないですが性能や実用性、価格面で有利なものを紹介しているため少し前の機種が出てきています。

第3位 Godox TT685II(TT600)

Godoxのストロボ

初心者がコスプレの撮影用にストロボを購入するのであればGodox TT685がお勧めです。

値段が安く17000円程度から購入が可能で光量もGN60で十分に明るいため一般的なシェアスタジオでは十分すぎるレベルで使用できます。

欠点は単三電池4本で動作するため大きな光量ではリサイクルタイムが長くなり連続で発光させることができないという問題があります。(もしリチウムイオンバッテリー型が欲しい場合はV685を選択するべきなんでしょうが最近は売ってない。)

普通の単三電池なのでもしもの場合はコンビニで購入できるという点も便利なところです。

下位機種に同じく単三電池使用のTT660があり値段も8000円とお手軽です。光量も全く同じです。

しかしTT660ではCH設定しかできないのでコミケのように人があつまる場合に無線のCHが他人とかぶってしまう問題があります。

※CHは32通りしか設定できない

この問題を回避するためにTT685ではCHだけでなく2桁のIDを設定することで他人と電波が被ることを回避することができます。

多灯する場合にこのIDを使用する場合は全てのストロボがIDに対応している必要があります。

そのため複数のストロボの中でTT600のようなID未対応の機種があると設定できないんですよね。

撮影にいくたびにCHが被ってしまいその都度CHを変更するのが面倒でなければTT600でも良いのですが最初からTT685にしておくと、あとあと煩わしい思いをしないですみます。

お金をできるだけ使いたくないという場合は8000円のTT600はお手軽です。

第2位 AD100Pro

以前の2位はV860シリーズだったのですが今の2位はAD100です。

小型でリチウムイオン電池式。

長さ12cmで内蔵バッテリ式のストロボとしては画期的。

オフストロボ使用が前提になるけどコスプレ撮影ではなんの問題もありませんね。

小さいのに100Wと光量もそこそこ。カラーバリエーションもあってカワイイ。

値段は4万円と少し値上がりが激しいのが気になるとこ。

小型で大容量。余裕があるならAD100複数台購入しても良いですね。

個人的にはAD3001台購入するよりAD100+TT600など複数台購入するほうをお勧めします。

第1位 AD200/AD200pro

1位はAD200もしくはAD200proですね。

AD100より1段明るい200Wの光量があり、ヘッドも2種類あることから遠くに光を飛ばすことも、ソフトボックスで光を拡散させることもできるため便利です。

AD200とAD200proの2種類あるけど1/256発光ができるかどうかの違いくらいなんですよね。
だから基本的にどちらを選んでも使用感はそんなに変わりません。価格差は結構ありますが。(2025年現在AD200の存在は減りつつありますがもし購入できればAD100より同じか安いくらいなのでコスパ抜群です。)

2024年末にAD200ProIIが発売されました。

AD200Proと異なりバルブヘッドにモデリングランプがついてます。

液晶も見やすくなりとても良いのですが値段が・・・・

AD200Proが5万円弱なのにAD200ProIIは6万円。光量は同じなのでこの価格差をその他の機能に見出せるかが人を選ぶかな。私は追加するなら普通のAD200Proを買いますね。

ある程度、ストロボの撮影に慣れてきてもう少し光量が欲しいなと思ってきてから購入してもいいかと思います。

AD300はいいストロボです。ただ7万円ほどするのが辛い。気軽に何台も購入することができないんですよね。

逆にAD100はとってもコンパクト。ただAD200との価格差が小さすぎて持ち運びに少し重いのを我慢しても光量の大きい方を持っていた方がいいかなと思ってます。

Godox AD300Pro フラッシュストロボ 300Ws 5600K TTL 1/8000s 高速同期 0.01〜1.5s リサイクル時間 320回フルパワーフラッシュ 2600mAh充電式バッテリー付き キヤノン ニコン ソニー 富士フイルム パナソニック ペンタックス オリンパスに対応
Godox(ゴドックス)

参考動画

godoxのストロボ比較表

上でオススメのストロボを説明してきましたがここで各機種の性能の違いを一覧にしてみてみましょう。

重さ(g) 価格
(参考)
TTL バッテリー フル発光 フル発光後再発光 ID設定
TT600 540 8000 単三電池4本 230回 2.3s
TT685Ⅱ 540 13700 単三電池4本 230回 2.3s
V850Ⅱ 540 17000 リチウムイオン 650回 1.5s
V860Ⅱ 540 22000 リチウムイオン 650回 1.5s
V860III 530 28900 リチウムイオン 480回 1.5s
V1 530 33000 リチウムイオン 480回 1.5s
TT350 340 10600 単三電池2本 210回 2.2s
V350 290 18600 リチウムイオン 500回 1.7s
AD100pro 520 35420 リチウムイオン 360回 1.5s
AD200 900 38000 リチウムイオン 500回 2.1s
AD200pro 900 44000 リチウムイオン 500回 1.8s
AD300pro 1250 61600 リチウムイオン 320回 1.5s

※単三電池1本30gで計算

フル発光回数は目安でしかありません。実際フル発光することは稀でありだいたいこの倍くらいは持つと考えていいですね。

スポンサーリンク

こうしてみるとAD200は撮影枚数も多く光量的にも非常にバランスの取れた商品と言えますね。

TT350・V350は光量少なめだけど小さなストロボです。コスプレ撮影では特に優先して選択するメリットはないと思います。

GodoxのストロボにV1やV100というのがあります。

これらが発光面が円形で使い勝手はよさそうなんですがコスプレ撮影でオフストロボライティングをするならコスパが良くないのでランキングに入れてません。といっても自分は両方もっているので下記の記事で比較レビューはしていますのでご確認ください。

 

コスプレの撮影に必要なおすすめの機能

コスプレの撮影に必要なストロボの機能は実は特にありません。

ストロボとしてシャッター切ったときに光ってくれればなんとかなります。

もちろん後幕シンクロやハイスピードシンクロはあると便利ですが必須ではありません。

でもハイスピードシンクロはGodoxのストロボの入門機であるTT600でもできるのでそれほど気にしなくていいと思います。

遠隔発光できる機能があれば問題ありません。

この記事ではGodoxのストロボを以下の基準で比較してみたいと思います。

  • 価格
  • 光量
  • 重量
  • 使用感

 

コスプレ撮影ではワイヤレス発光機能が必要

ストロボを遠隔で複数台を発光させる場合はワイヤレストリガーが必要になります。

Godoxのストロボはすべてこのワイヤレストリガーを使用することで遠隔発光ができます。

GodoxのワイヤレストリガーはXProとX2T、さらに小型化タッチパネル化されたX3、X3Proiと複数のワイヤレストリガーが販売されています。

どのワイヤレストリガーがおすすめなのかはこちらの記事で記載しているので迷っている場合は確認してみてくださいね。

 

ストロボ使用時の必須アイテム

Godox AD200やAD100のようなクリップオンタイプのストロボではない場合はライトスタンドが必要になります。

ライトスタンドは安いものは2000円からいから高いものは1万円以上します。

上に乗せるライトやソフトボックスの重さに耐えられるものを購入する必要があります。

個人的におすすめのライトスタンドを以下の記事で紹介しています。

風に強いPhottix Padat 300 ライトスタンドのレビュー

またソフトボックスなどのディフューザーを使う場合はSブラケットというアイテムが必要になります。Sブラケットは2025年現在は3種類発売されていますので違いについて下記の記事にて説明しています。

【Godox Sブラケット S/S2/S3比較】どれを選ぶ?軽量化・機能・価格で最適なモデルを解説

 

Godoxは中国のメーカー

とりあえずgodoxというメーカーを知らない人に簡単に紹介しますね。

Godoxは中国の深センにあるカメラの周辺機器メーカーです。

一昔前までは中国製品の品質はなんていいましたがGodox製品の品質はまったく問題ありません。

いままで私が購入してきたGodoxのストロボで故障したものは水没させた1台だけで自然故障は1台もありません。

それくらい品質が安定したいるので安心して購入が可能です。

基本的にはAmazonで購入することになるのでトラブル時の交換などのやり取りに時間がかかる可能性もあります。

これが心配であれば国内のケンコートキナーが代理店をしているのでそちらから購入することをお勧めします。

こちらで購入すればサポートも受けられますから。

ただし、Amazonで購入するより何割か価格が高くなっているので困るのですけどね・・・

ケンコートキナー

 

技適について

海外製品を購入する場合に気になるのが技適。技術基準適合証明ですね。

無線機器に必要な認証なのですがAmazonでは技適を無視して販売されている商品も多くあるのも事実です。

この技適が適用されるのは送信側なんです。

ストロボは電波を受信することはあっても送信することはありません。

そのためストロボに技適マークがなくても使用可能なんです。

 

Godoxから発売されているストロボの種類

godoxからはたくさんの照明機材は販売しているのでその分どれを購入したら良いのか迷うと思います。

そこでコスプレを撮影するようになってgodoxのストロボを購入する際に自分が基準にしたことをまとめていきます。

まずはgodoxから発売されている照明機材の種類から。

スピードライト(フラッシュ)

Godoxのストロボ

こちらが一般的なストロボでカメラのホットシューに取り付けて撮影ができるものになります。

もちろん、ワイヤレストリガーを使用することで無線制御を行うことができます。

ストロボ自体はキャノンやソニー用として販売されていますがホットシューにつけずにワイヤレスのみで使用する場合はメーカーを気にせず購入できます。

コスプレ撮影ではおもに無線制御で撮影していくことになるとおもいます。

そのため多灯撮影のみを行う場合は対応メーカー関係なく安いものを購入できちゃいますね。

心配であれば自分のカメラにあったストロボは1台だけあれば十分です。

該当機種
TT600、TT685、TT685II、V850II、V860II、V860III、TT350、V350、V1。
V100、V480
Godox V1-C TTL フラッシュストロボ 76Ws 2.4GワイヤレスXシステムが内蔵され TLL/M/Multi HSSハイスピードシンクロが1/8000s Canon一眼レフに対応 [並行輸入品]
GODOX

 

小型ストロボ

2025年くらいになって増えてきた感じのする小型のストロボ。

とにかく小さくて場所をとらないが光量はかなり控えめ。

当初はオンカメラで発光させることしかできなかったがIT30Proのように他のストロボを発光させるトリガー機能やGodoxのXシステムで遠隔発光させることもできるようになってきた。

該当機種

IT20、IT22、IT30Pro

 

モノブロック

モノブロックタイプのストロボは外部電源を使用します。

そのためシェアスタジオなどコンセントを使用できないスタジオで使うことは困難でさらにストロボ自体大型で持ち運びには適していないので一般的にコスプレを撮影したいカメラマンには向きません。

もちろん自分でスタジオ持ってるとか電源を持っていけば使えますがこのブログ読む人はそんなことはほとんどないですよね。

大光量のわりに値段も安いので自宅で使用する分にはお買い得かと思います。

該当機種
SK300II、SK400II、SL200II、SL150II、MS300など

モノブロックフラッシュ

通常のストロボのようにカメラに直接取り付けるホットシューが存在せずワイヤレス制御で使用することが前提のストロボ。

それでいてモノブロック並に大きな光量をもっているストロボ。

イベントやスタジオに機材持ち込んで撮影するカメラマンにとっては有力な選択肢のひとつになります。

一般的に通常のストロボより光量が大きく、リチウムイオンバッテリーを標準で使用する機種ですね。

光量が大きいものほど値段が上がっていくことになります。

一般的なコスプレの撮影ではAD100pro、AD200pro、AD300proあたりが携帯性、価格の面から妥当と思われます。

お値段的には3万円から6万円。

ちょっと高いけどメーカーストロボより光量が強いストロボのお値段としては安い方になります。

プロ用と言われるメーカーのプロフォトが販売している300wのストロボは20万円しますからね。

光量の大きなストロボは晴れた日に屋外で日中シンクロを使用する場合には必要になるが完全に日が落ちた夜だと大きな光量は不要。

AD600やAD1200はサイズも重さも価格も無理が出てくるので光量がほんとうに必要と感じない限り不要でしょう。

該当機種
AD100pro、AD200、AD200pro、AD300pro、AD360、AD400pro、AD600pro、AD1200pro

LEDライト

GodoxからはLEDタイプのライトも発売されています。(LEDライトは厳格にはストロボではないですが照明機材として記載しておきます。)

LEDライトは定常光のためストロボとは異なり常に光つづけます。

モノブロックのように大きなものが多かったのですが最近は持ち運びが可能な機種もでています。

バッテリー式のLEDライトとして発売されているのはML60くらいなのですがお値段が高めで光量がそれほど大きくないのが欠点。

ML60は色温度固定、ML60Biは色温度可変で使用可能な商品で値段も5000円ほど差があります。

定常光は電源入れている間、常に発光しているためバッテリーの減りも気にしなければいけなくなりがち。

2025年にもなると多種多用なLEDライトが発売されるようになりましたね。

大光量で内蔵バッテリという機種はまだまだ少ないですが小型化も進みコンセントの使えるスタジオなら持っていこうかなというものも増えてきました。

 

該当機種
ML100R、RS60Bi 、ML60、ML60Bi などなど

 

 

まとめ

最終的にどのストロボを購入するかはお金との相談になります。

多灯をするならトリガー1台とストロボ複数台が必要になります。

そのためストロボは複数台購入するか悩ましいところです。

なにしとおすすめ1位にしているAD200を1台購入する値段ででTT600が5台購入できてしまいます。

さらにAD200を故障させたあとAD200を再購入するまでTT600をメインにストロボ撮影しましたが普通に撮影できてしまいました。

シェアスタジオで1人か2人を撮影する分にはTT600でも十分足りるともいえます。

ストロボの光を柔らかいものにするために使用するアンブレラやソフトボックスが1メートル以下のものであればTT600のように安いストロボでも十分撮影できますよ。

 

よくある質問(FAQ)

コスプレ撮影にストロボは本当に必要ですか?

はい、特に屋内スタジオでの撮影では絶対に必要です。室内照明だけでは光量が不足し、影のコントロールができず、肌や衣装の質感が美しく表現できません。屋外でも逆光時の影消しに役立ちます。

ストロボ選びの基準は何ですか?

主に「光量(GNやWs)」「予算」「携帯性」の3つです。光量は室内撮影ならGN40以上または75Ws以上を目安に。予算はサードパーティ製(例: Godox)がコスパ良くおすすめ。携帯性はサイズとバッテリータイプ(リチウムイオン推奨)を考慮してください。

Godoxのストロボでおすすめの機種はどれですか?

1位: Godox AD200/AD200Pro(光量200Ws、コンパクトで多用途)
2位: Godox AD100Pro(小型で持ち運びやすく、100Ws)
3位: Godox TT685II(入門向け、安価でGN60)です。予算3〜5万円でバランスが良いです。

Godox AD200Proのメリットは何ですか?

光量200Wsで強力なのにコンパクト(長さ20cm、重さ590g)。リチウムイオンバッテリーでフル発光時リサイクルタイム1.5秒、発光回数500回以上。価格約38,000〜44,000円で、コスプレの肌や衣装の質感を美しく表現できます。

ストロボの光量単位(GNとWs)の違いは?

GN(ガイドナンバー)は数字が大きいほど強力で、従来の表記。Ws(ワット秒)は最近の単位で、75Wsが標準的なGN60相当。コスプレ撮影では100〜200Wsがおすすめで、300Ws以上はプロ向けです。

ストロボのバッテリーはどんなタイプが良いですか?

リチウムイオンバッテリー式がおすすめです。チャージが速く、連写向き。単3電池式は安価ですが、リサイクルタイムが長く、連続発光に不向きです。

Godoxは信頼できるメーカーですか?

はい、中国のメーカーですが、プロ・アマ問わず人気で、コスパが高いです。技適マーク付きの日本正規品を選べば電波法に準拠します。

ストロボを使うための必須アイテムは何ですか?

ライトスタンド、ソフトボックスやアンブレラなどのディフューザー、ワイヤレストリガー(Godox Xシステム対応)。これらで光を柔らかくコントロールできます。

LEDライトとストロボの違いは?

LEDは常時点灯で光の確認がしやすいですが、ストロボは瞬間的な大光量でブレを防ぎ、質感描写に優れます。コスプレのような人物撮影ではストロボがおすすめです。

予算を抑えて始めるにはどうしたらいいですか?

サードパーティのGodox TT685II(約17,000円)からスタート。浮いた予算をアクセサリーに回せば、クオリティの高い撮影が可能です。

Xでフォローしよう

おすすめの記事