ストロボをカメラから離して使う

ストロボのに取り付けるソフトボックスやアンブレラがありますがそれぞれの違いと使い分け方法はあるのでしょうか?

ポートレートやコスプレの撮影時に顔をきれいに写したい、やわらかい光で撮影したいという場合に ソフトボックスとアンブレラを使いますよね。

[肌をキレイに撮影するライティングについて]

そんな場合に使用する ソフトボックスとアンブレラの違いと使い分け方法について私の使用方法や経験をもとに紹介していきます。

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ソフトボックスとアンブレラの違いとは?

まずはソフトボックスとアンブレラはそもそも用途が違うというお話をしていきましょう。

そもそもソフトボックスとアンブレラはどちらもストロボの点光源をより大きな光る面を作るために使用します。(さらに大きなもので紗幕というのもあります。)

ソフトボックスやアンブレラは白い布や銀の反射を利用し光の指向性にランダム性をもたせ目の前の被写体に対していろいろな方向から光を当てるために使用します。

いろんな角度から光を当てることで被写体に対する影を薄くしたり顔の余計な凹凸の影をださずにきれいに見せることができます。

この ソフトボックスとアンブレラはどちらも肌をきれいに写すためには欠かせない機材ですが用途が違うという話をしていきますね。

ソフトボックスの特徴と用途とは

ソフトボックスは光が柔らかい

ソフトボックスを使用すると光を柔らかくすることができます。

あとから説明するアンブレラより被写体にあたる光を柔らかくすることができます。

これは発光したストロボの光がソフトボックスの中で紗幕(白い光を透過する布)を2枚通しながら反射し、ソフトボックスの形で外にでてきます。

そのためソフトボックスの表面では拡散した状態ででてきます。

拡散された光は被写体にいろんな方向からあたるため不要な影を消し柔らかい光になります。

 

光がソフトボックスの範囲に限られる

ソフトボックスは被写体以外のあまり広い範囲に光を当てたくない場合に使用します。

ソフトボックスからでる光はその形状からある程度指向性を持つことになるんです。

またソフトボックスにはマス目状のグリッドというものを取り付けることにより、より狭い範囲に光をあてることができます。

そのためソフトボックスの場合はその大きさ以上にはあまり光が拡散しないことになります。

このような光の拡散性を持つことから狭い範囲に光を当てる場合にソフトボックスを使用することが多くなります。

ソフトボックスは種類が多い

ソフトボックスはその形状も様々であり四角系のものでも縦横の長さが異なるものが多数商品化されています。

40cm x 40cm の小さな正方形から60cm×90cm、 30cm x 120cm といった縦長なものまで存在します。

 

また多角形(8角形、16角形)のオクタ型ソフトボックスは被写体の目に入るキャッチライトを丸い形にできるのでアップ目の撮影では重宝します。

またオクタ型のソフトボックスは深さの違うものがありストロボからソフトボックス出口までの距離が長い深いソフトボックスの方が光が柔らかくなります。

アンブレラの特徴と用途とは

アンブレラは光が柔らかく拡散性が高い

アンブレラのストロボの光を傘に反射させて光を柔らかく確認します。

ソフトボックスは紗幕2枚で拡散していましたがアンブレラには紗幕はありません。

アンブレラの方が傘の形になっているので拡散性が高くなり、被写体以外にも光が当たりやすくなります。そのためアンブレラで撮影した場合はソフトボックスで撮影したより背景や床が明るくなりやすい傾向があります。

このため背景に光が回っても問題ない場合や被写体の周りが明るくなっても問題ない場合にアンブレラを使用することになります。

 

アンブレラの種類は主に2つ

アンブレラにはストロボの光を反射させて使用する反射型のものと透過型のルーセントアンブレラの2種類があります。

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透過型のアンブレラはストロボを被写体に向けて傘の内側に向けて照射しそのまま外側に拡散させるものです。

反射型は透過型とは異なり裏側に光を通さないのと、前方に反射させるため光の届く範囲がルーセントアンブレラより広がりが狭くなります。

ルーセントアンブレラと透過型アンブレラの違い
ルーセントアンブレラは被写体を含め全体的に明るくしたい場合に使用する。
透過型アンブレラは前方の広い範囲に光を当てたい場合に使用する。

透過型と反射型では透過側の方が拡散性が強くなる傾向があります。

ただ透過型では傘の先端が一番明るい範囲となり中心から離れるほど光が弱くなりがちです。そのため被写体の近くで発光させると光のムラが大きい気がします。

また反射型アンブレラの場合は発光面側に布が貼られたタイプも存在しますが発光面を大きくするものなので通常の 反射型アンブレラ光の拡散具合はだいたい同じになります。

反射型の場合は布ありの方がやわらかい光になりますし、光の強さも傘の大きさに応じて比較的安定します。また傘の反対側には光は透過しません。

アンブレラは準備が簡単

アンブレラはその名前の通り傘です。

そのためワンタッチで開くことができるのでそのまま

 

 

→[写真でみる]アンブレラの光の拡散具合

ソフトボックスとアンブレラどちらが良い?

「コスプレの初心者がソフトボックスとアンブレラのどちらを購入すべきなのか?」

という質問をよく見かけます。

その回答としては

撮影する用途や状況によってどちらかを選んで使いましょう

ってことになります。

上でも説明したようにソフトボックスとアンブレラの光の広がり方がまったく違います。

そのため

被写体の周りまで全体的に明るくしたい場合はアンブレラ

被写体の一部に光を充てるのであればソフトボックス

このように撮影する状況に分けて使う必要があるんですね。

 

昼間や夕方のコスプレやポートレートのように屋外での撮影
→比較的広い範囲に光が回っていいのでアンブレラ。

 

夜景や暗い場所での被写体以外はあまり光を当てたくない場合
→ソフトボックスやソフトボックスにグリッドを付けて利用します。

 

スタジオであれば背景まで明るくなっていいならアンブレラ、被写体だけ明るくしたいならソフトボックスという使い方ですね。

 

ソフトボックスとアンブレラの併用してもいい?

ソフトボックスとアンブレラは併用して使用しても問題がありません。

ただし透過型アンブレラの場合は全方向に光を拡散してしまうので被写体に対してソフトボックスと同時に使用することは少ないですね。

透過型アンブレラを使用する場合は被写体含めて回りを明るくしてもいい場合に使います。

私の場合は女性キャラのように顔に影を作りたくない場合は正面斜め前から反射型アンブレラ。影になる部分を少し明るくするためにグリッド付きソフトボックスを使用します。

 

男性キャラや影をがっちり作りたい人は正面斜め前からソフトボックスで、斜め後方からうっすら光を当ててラインを出すために反射型アンブレラかソフトボックスをあてています。

どちらの場合も光を被写体以外のみに当てて背景に光があまり届かないように調整して使用しています。

→ストロボの光の当て方、初心者向けライティング説明

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