コスプレのカメラマンってどうやったらなれるのか?
そもそもカメラやストロボの使い方なんてどうやって勉強したらいいのかわからないですよね。
私もそうでした。
この記事では自分がコスプレ撮影に必要な技術をどうやって勉強してきたかをまとめてみました。
自分自身趣味としてコスプレ撮影をはじめて3年ほどになりますが撮影した写真に対してある程度、喜んでもらえるようになりましたので私がどのように撮影活動をしてきたのかお話したいと思います。
コスプレ撮影の勉強はどこで?
カメラの勉強って小難しいですよね。
知らない言葉や各設定の関連性を覚えないといけないんですから。
本を購入して勉強してもいいのですがこんな時代ですから動画で勉強しましょう!!
私もコスプレ撮影の基礎勉強は動画でしてきました。
特にyortubeにはいろんなカメラマンさんが動画を出しています。
でも知りたいことがあっても結局どの動画を見ればいいかわからないですよね。
この記事から私が勉強するため見てきた動画を紹介していきます。
カメラの設定の勉強
カメラの設定を勉強するには動画を見るのがわかりやすいです。
とくにF値やISO、シヤッタースピード、ストロボの強さを変化させた場合の変化は文章でみるより動画でみたほうが解りやすいということがあります。
とくにコスプレ撮影ではいろいろな明るさの場所での撮影になるので場所に合わせて適切な明るさを確保できるようにしなければいけません。
シャッタースピードについて
シャッタースピードはカメラが見えるものを写す時間です。
シャッタースピードが速いと光を取り込む時間が短く暗くなります。
逆にシャッタースピードが遅いと光がたくさんはいります。
シャッタースピードは遅いと手振れや被写体が動いてしまうことで起こる被写体ブレという問題があります。
暗い場所ではシャッタースピードが遅くなりますがブレないように注意して撮影する必要がでてきます。
F値(被写界深度)について
F値は写真のボケの大きさに影響する設定です。
F値はカメラではなくレンズの性能で最小値が決まるので小さな値を設定するにはレンズの購入が必要になります。
F値は小さく設定するとピント面からズレたところでのボケが大きくなります。
逆にF値を大きくするとピントの合う範囲がおおきくなります。
またF値を小さくすると光を取り込む量が増えるので明るくなります。F値の小さなレンズをよく明るいレンズというのはこのためです。
F値を大きくすると光を取り込む量がへるので暗くなります。
ISO感度について
ISO感度はカメラのセンサーの感度になります。
数字が大きければ大きいほど光を増幅して保存します。
数字を大きくすれば暗い場所でも明るく撮影できます。
しかし数字を大きくするとノイズが発生しやすくなり画質が落ちる傾向にあります。
F値はセンサーの性能に依存するためカメラが新しいほど数字を大きくしても画質の劣化がすくなくなります。
しかしながら数字が低いほど画質はよくなるので出来るだけあげないで済むようにしたいですね。
ストロボ光の強さについて
ストロボは撮影時に明るさが足りない場合に使ます。
室内は電気がついていてもカメラにとっては結構暗いので昼間の窓のある部屋以外では基本的にストロボが必要なことが多くなります。
ストロボを発光させる強さは数字が小さいほど強くなり、1/1(いちぶんのいち)が最大になります。
光の強さはストロボの性能に依存するので同じ1/1で発光しても性能の異なるストロボだと同じ明るさになりません。
またストロボの光は瞬間的な光になるので被写体にあたる光はシャッタースピードの影響をうけません。
またストロボは複数使うことで写真にインパクトをつけることをできるので明るさ補正以外の目的で使うことがよくあります。
シャッタースピードとF値とISO、ストロボ光のバランスの考え方
コスプレの撮影のとき各カメラの設定をどうするのかという問題があります。
撮りたい写真がどういうものかを考えながら設定していきます。
・ボケ具合はどれくらい?
・シャッタースピードは最低いくつ?
・ストロボは必要?
ということを整理した動画はこちらになります。
コスプレ撮影の技術的な話としてはこの設定のバランスというのが結構難しいところになりますね。
どのようなバランスが正解というものはなく表現したい設定に自分でできるようになりましょう。
ストロボの使い方におすすめの動画
ストロボを使用した撮影方法について勉強できる動画を紹介していきます。
ストロボを使うと変な影ができてキレイに撮影できないと思う人が多いのは光の硬さを意識できていないからになります。
光の硬い、柔らかいとはどういうことかを知る必要があります。
ストロボの光の硬さを調整するアクセサリーについて
ストロボの光の強さを変えるためのアクセサリーといえばアンブレラ、ソフトボックスがあります。
どのような光の変化があるのかをこちらの記事から勉強しましょう。
周辺の明るさを生かすのか殺すのか
ストロボを使用する場合は周辺の明るさを残すのか消すのかを意識する必要があるというお話。
撮影する場所が明るい場合、写真にその光が入り込んできます。
この状態でストロボを使うと周囲の光の色とストロボの光が混ざって意図した色味にならないことになります。
そのため撮影するときに周囲の光の影響を受けないようにストロボ設定について説明します。
この動画で言っているブラックボックスという言葉は一般的なカメラ用語ではなくイルコさん用語なので注意ですね。
ストロボ無しで部屋全体を暗くするブラックボックスと被写体のみを暗くしたブラックボックスの違いを理解してみましょう。
ストロボをどこに置くかという話
ストロボは何個でも使うことができます。
そのためコスプレの撮影では多灯撮影することが比較的多くあります。
ストロボは被写体に光をあてるだけでなく背景にあてたりもします。
さらに画角の外からカメラに向けてストロボをあててフレアを発生させたりもてきます。そんなストロボのあて方いろいろ紹介する記事です。
わたしのストロボ配置のお話はこちらの記事で説明しています。
複数のストロボを使用した多灯についても記載しているので参考に。