コスプレの黒ホリでの撮影ってどうやるのかよくわからない!
背景は真っ黒だしどうしたらいいのか…
実は黒ホリでの撮影はそんなに複雑ではないと感じています。
この記事を読めば黒ホリ初心者の人でも撮影の基本は学べます。
あとはこのコツを前提にスモーク、水といった特殊撮影に活かしていけばいいですからね。
もくじ
黒ホリでの撮影の設定
黒ホリでキレイにカッコよく撮るコツは難しくありません!
それは
背景は真っ黒に!
必要なところだけに光をあてる
これだけです。
よく黒ホリなのに背景の壁がわかってしまったりする写真がありますがそれカッコよくないですよね。
では、もう少し具体的に説明していきます。
カメラの設定はストロボ無しでは真っ暗にする
基本的には黒ホリではストロボを使用して撮影していきます。
でもいきなりストロボを付けて撮影し始めたりはしません。
まずカメラの設定から始めます。
SSを160分の1秒、ISO100に設定してストロボ無しで撮影し、この時の写真が真っ黒かどうか確認してください。
真っ黒ではない場合は余計な光の影響を受けるので黒ホリの電気を消すなどして部屋を暗くするか、もしくはF値を大きくして真っ暗にしてください。
暗いとピントの合う範囲も確認しづらいのと失敗を減らすためにもレンズの最小F値から2段くらい絞った数値でいいです。
例
F2.8→F5.6
F4→F8
複数人の併せなら最初からF11くらいでもいいくらいです。
プロのグラビアカメラマンなんて最初からF16で撮影始めちゃうくらいボケなんて気にせず、部屋を暗くしてどんな写真を残すかを意識しています。
黒ホリは背景は黒で、ぼかす必要はないので意図的に被写体をボカしたい場合以外は思い切って大きなF値で撮影しましょう。
F値が大きいと壁の汚れが気になるっていう人はこの真っ暗にできていない可能性があるのでまず真っ暗な写真になる設定にします。
でもF値を上げ過ぎるとその分ストロボのパワーが必要になるので黒ホリの電気を一部消すようにしてみましょう。
シャッタースピードをわざと落として環境光を取り込みつつストロボをあてて自然な感じを出す方法もあるけどここではストロボの光だけで撮影していく方法を説明していきますね。
周りの壁に光をあてない
黒ホリの壁は写真に写すものではないのでストロボの光が当たらないようにしてください。
基本的には黒いので壁に光をあててもあまり反射しませんが被写体の後ろ側の壁に光があたると写真にしたときにストロボの光ってる場所が反射してしまう場合があります。
コスプレ用の簡易的なスタジオだったり、黒ペンキが艶ありだったりすると反射が気になる場合が多いです。
黒ホリ撮影の場合はやはり背景は黒く撮影したほうがカッコいい。
そのため被写体に光をあてるときにも写真の画角内の背景の壁には光があまり強く当たらないように注意する必要があるんです。
ストロボの光を背景の壁にあてない対策方法としては被写体にできるだけ壁から離れてもらうようにするのが簡単です。
被写体の見せたい場所に光をあてる
黒ホリでは被写体以外をしっかり暗くした状態で撮影すると被写体が際立ちます。
そのためにストロボを使わない状態で真っ暗にしているので写真に写る場所だけにストロボの光をあてるのがベストです。
あなたの光のセンスが試されることになります。
だから写真を撮るときにどんな写真にしたいのかを意識してストロボの強さや位置を決めていきます。
世の中には黒背景の写真はたくさんあるので参考にしてみましょう。
黒ホリで使用するのはアンブレラそれともソフトボックス?
黒ホリでストロボにつけるアクセサリーとしてはソフトボックスとアンブレラのどちらがいいのか?という話をします。
結論としては黒ホリでのメインはソフトボックスが断然使いやすいのでその理由を説明していきます。
黒ホリではアンブレラは使わない
まず黒ホリでは壁に光をあてないようにするため拡散性の高いアンブレラは使用しません。
余程広くて壁まで光が届かないならいいのですがコスプレで使用するような黒ホリでそこまで広い場所はほとんどないですからね。
ルーセントアンブレラでなく反射型のアンブレラであれは使うことがあります。
その場合も被写体の前からあてるのではなく後ろから被写体の輪郭を際立たせるために使うことが多いですね。
アンブレラは黒ホリでは以下のように被写体の後ろの壁に光が当たらないように使うのがコツです。
ソフトボックスにはグリッドをつける
黒ホリではソフトボックスを利用したほうが被写体のあてたいところ光をあてつつ、背景を暗くできます。
普通の四角いソフトボックスは安くてサイズもいろいろあるので初心者から使えます。
でもソフトボックスも意外と光が拡散します。
そこで使用してほしいのがグリッド。
グリッドはソフトボックスの発光面に取り付けるマス目。
ソフトボックスから外側にでていく光を黒い仕切りで防ぐためソフトボックスの外側への光漏れを減らしてくれます。
黒ホリにしっかり被写体だけ光をあてるためにもグリッドを用意するようにしましょう。
グリッドはソフトボックスに最初から付属してるものの方が使い勝手がいいのでソフトボックス購入時にグリッド付きのものを購入しましょう。
黒ホリで顔に光をあてる時の注意事項
黒ホリでの撮影であっても女性は顔に影を付けずに撮影して欲しいという人がいます。
そんな場合の対処方法を説明します。
被写体の正面から光をあてる
ソフトボックスを使用して写真を撮る場合、正面からあてると背景の壁に光があたってしまう可能性があるので斜め前から光をあてるようにします。
もちろんソフトボックスを可能な限り被写体に近づけて撮影することえ後ろに漏れる光をおさえることができるのでいいですね。
斜めにからあてると被写体に影ができて立体感ができるけど、レイヤーさんによっては影ができないようにしてほしいって良くいわれます。特に顔ですね。
でも正面だと立体感がでないのでカメラのある方向からでなく少しずらして撮影するのがいいんです。
もちろん被写体にはソフトボックス側を向いてもらい目線はカメラにしてもらう感じですね。
被写体の両側から光をあてる
ストロボ1灯だとどうしても影ができてしまうので反対側の前から弱めにストロボをあてることで影を薄くする方法が1番いいですね。
ストロボが複数台必要になるのが難点ですが。
この場合は被写体全体に光があたってしまうので立体感というのは少しなくなってしまいますね。
バックライトでシルエットを出す
黒ホリでは被写体にあてる光だけが写真に写ります。
そのため被写体の斜め前からソフトボックスをあてると体の反対側が暗くなります。
ウィッグや衣装が黒いとそのまま背景の黒に溶け込んでしまうんですよね。
この雰囲気が意図したものであればいいのですがバックライトをあてることで被写体の輪郭を浮かび上がらせることができます。
また黒いウィッグも光をあてることで反射するため黒壁との境が光って髪型の輪郭が強調されます。
またバックライトにカラーフィルタを入れることで輪郭に色をつけることができるのでコスプレのキャラクターによって雰囲気を変えることができます。
バックライトは斜め後ろから
バックライトは被写体のシルエットを浮かび上がらせるために使用します。
被写体にメインにあてるソフトボックスとは別に被写体のシルエット用のストロボを用意します。
基本的には固めの光りを多少離してあてることで輪郭だけ強調させることができます。
バックライトに使用する光源は、ストロボ直あてでもいいですし、広い範囲を照らした場合は反射型アンブレラを使用してもいいですね。
バックライトの注意点
被写体の近くでソフトボックスでバックライトをあてると光が被写体に回り込んで輪郭以上に明るくなってしまうので注意しましょう。
バックライトにストロボ直あての場合はあまりないのですがアンブレラを利用する場合は特に注意してくださいね。
またバックライトの光が強すぎるとレンズ内で光の反射が発生しフレアやゴーストが発生してしまうんで適度に光が輪郭を写し出してくれるように調整しましょう。
あえて光源を画角内にいれるとことで派手な写真にすることも可能です。
バックライトのみで撮影する
上のバックライトでシルエットを出す撮影をするときに一緒にできる撮影方法なので合わせて紹介しておきます。
被写体用のソフトボックスを店頭させずに輪郭用のバックライトストロボのみをつけましょう。
このとき被写体に若干ストロボ方向に顔を向けてもらうといい感じのシルエット写真が撮影できます。
もちろんシルエット用ストロボにカラーフィルターを取り付けても印象的な写真が残せますね。
被写体の左右後ろ側から光をあてることで顔の正面は暗くなる印象的な写真が撮影ができます。
黒ホリにカラーフィルターで色を付ける方法
黒ホリは基本的に背景は真っ黒にしますがストロボで色をつけるということもできます。
ストロボにカラーフィルタをつけて背景に向けて照らすことで黒ホリの一部分だけに色をつけることができます。
壁に色を付ける
背景の壁にカラーフィルタをつけて光らせるだけ。
ストロボ用のフィルターは中華製の安いものから色温度の変化量まで記載されてる高級なカラーフィルターがあります。
またディフューザーに付属のカラーフィルターもあります。
どちらでも色をつけることは可能なのでまず試してみたいということであれば安いフィルターでも大丈夫でしょう。
あとは背景に向けてストロボを発光させるのですがこのとき注意したいのがカメラの設定。
F値は大きめにすることでカラーフィルタを付けたストロボの色は濃くなります。
ストロボの光は適切な強さを超えるとどんどん白くなっていくので広い範囲を照らしたい場合は壁から離しつつ光を強くする必要があります。
もちろん壁につける色の濃さは自分の好みでつけて問題はありません。
また、被写体に対して上半身の後ろだけ、画面半分だけ色をつけ黒とのグラデーションをつけるなど色の付け方もセンス次第てわ変化をつけることができます。
複数のストロボを使用することで何色でも色を壁につけることができるのですがそれぞれの色は混ざらないのでストロボの照射角を狭めたり、グリッドなどを使用して光をあてる範囲を狭くする必要があります。
背景の色をつける場合の注意点
背景の壁にあてるストロボの光は被写体にあてないように注意してください。
背景用のフィルターをつけたストロボの光を被写体にあてないようにすることで被写体がカラーフィルターの色の前に浮き上がるような写真になります。
カラーフィルターを付けたストロボは複数背景を照らすことができます。
カラーフィルターによる光りは重ねても色がまざることはなく濃い色の方が薄くなるだけです。
カラーフィルターは色によって適切な光量が異なるので被写体を入れて撮影する前に調整が必要になります。
細かい設定は黒ホリの明るさにより異なるのですが赤や青は発色しやすく黄や緑は色が出にくい傾向があります。
黒ホリでの撮影のコツと設定まとめ
黒ホリでの設定のコツは
ストロボ無しで真っ暗にすること
被写体にだけ光をあてる
後方からの光で被写体の輪郭をはっきりと
カラーフィルターで黒ホリの壁を演出
このコツはそんなに難しくないのであとは光のあて方や背景の色のをつけ方などはあなたのセンス次第。
黒ホリはアイドルのようなコスプレには似合わないような気もしますが黒いアイドルステージのようにほぼ暗い背景の場合でも応用できるので白ホリとあわせてコツをつかんでおきたいテクニックです。
また、水撮影やスモーク撮影は黒ホリでの撮影ができることが基本にあるのでコスプレでの黒ホリ撮影はできるようになりましょう!