ペンタックスの一眼レフってレンズ少ないですよね。
とくにフルサイズ用のレンズなんて限定的。

ずーっとペンタックス用の超広角レンズを探していたのですがフルサイズ用の超広角レンズはデカくて重くて高いものばかり。

超広角レンズを人物撮影用に購入する人ってあまりいないよね。しかも魚眼レンズって。

広角レンズならではのインパクトのある写真を撮りたいと思って気になっていたHD PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5EDを購入したので購入理由についてお話ししてみようと思います。

K-1でAPS-C用のHD PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5EDは使用可能か?購入時の注意点

ペンタックスのフルサイズ機であるK-1でAPS-C用に開発されたレンズであるHD PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5EDは使用可能です。

10mmでは180度近い魚眼の写真が撮影できます。

そういわゆる魚眼レンズと呼ばれるレンズです。

しかし、使用方法や購入時には注意する点があるのも確かです。ここでは3つほどお伝えします。

自動クロップはFFに設定

ペンタックスK-1にはAPS-C用のレンズを使うときに自動的にクロップする設定があります。

クロップというのは自動的にAPS-Cの撮影範囲に切り取って保存する機能です。フルサイズなのに写真の周辺を削除してしまう機能です。

このクロップの設定は、カメラのメニューの2番、「クロップ」の設定にあるのでここをFFにすることでクロップを無効にできます。

AUTOやAPS-Cを選んではいけません。

これをFFに設定することで撮影した写真を自動的にクロップせずにフルサイズのまま保存してくれるようになります。

被写体の顔は画面の中心に置く

このレンズは名前にFISH-EYEとあるように魚眼レンズです。
そのため中心部分から四隅に向かって思い切り歪みがあります。

17mmの歪み例

この写真は壁の20cmくらいまで近づいて撮影してるので魚眼の歪みが大きく強調されてしまっていますね。

被写体から離れることで中央部分の歪みが少なくなっていくのですが、歪まずにピントがあって欲しい場所はできるだけ画面の中央に入れる必要があります。

そのためこのレンズをコスプレ撮影を行う場合は画面の中心にあまりおおきく入れずに撮影することが超広角レンズを上手く使うコツですね。

購入時の注意点

ペンタックスの10-17の魚眼レンズは過去に2005年に発売されたものと2019年に発売されたものの2種類があります。

古いレンズと新しいレンズの違いは名称の最初が
smcかHDの違いで判断することになります。

smc PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5ED[IF] ではなく
HD PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5ED
を買うべきということですね。

この二つのレンズの違いはレンズのコーティングが異なるというのが一般的な違いとして紹介されてます。

しかし、最も大きな違い、それはレンズ鏡筒と一体となっていたレンズフードが取り外し可能となったこと!!

smcでは外すことのできなかったこのレンズフードが外せることによりフルサイズ機での撮影に大きな違いがでてきました。

10mmの超広角付近での撮影時に以下のように撮影範囲が変わるのです。

レンズフード有り

レンズフード無し

この差は大きいですね。レンズフードの影が映り込まなくなるんです。

smcで始まるレンズは現在新品で購入するのは難しいし中古だと結構安いと思います。

おそらく2万円台かそれ以下。HDコーティングの新品は5.5万円ほど、中古でも4万円以上するのでこの値段差は悩ましいですね。

私は逆光特性が良いという理由で新型を買いました。

HD PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5EDの簡易レビュー

画質と使用感

そもそも5万円程度の純正レンズに中央だけでなく周囲四隅まで画質が良い悪いなんて言うのは無粋。

目が行くところにピントが合っていて周りは何かが映ってる程度でもいいと思うんですよ。

5万円のレンズでこれだけ写れば個人的には全く問題ありません。

上で使用した写真は太陽に向かって木を撮影しているので木と太陽光の境目にパープルフリンジがめっちゃでていますね。ここまで光の中に細かいものを入れなければここまでフリンジがでることはありません。

またレンズの特性上、魚眼の歪みすぎな気がする場合はレンズ補正で歪みスッキリさせることができます。

RAW写真をlightroomに読み込んでレンズ補正を行うと17mm写真だと以下のように補正されます。

だいぶ周辺の歪みが緩やかになりますね。

風景だったらレンズ補正したか気が付かないかもしれませんね。

水平を真ん中にもってくると下の写真のようにゆがみが気になりにくくなります。

質感

旧型のsmcと比べて、新型は外装のデザインに変更が入っています。中のレンズ構成は同じとのことですが新しいデザインの方がかっこいいので好きです。

ちゃんとマウント部も金属なので安っぽさもありません。

重量

重量は317g。

普段使用の24-70F2.8は大きいし重いというのもありますけど、それにくらべてこのレンズはかなり軽いので使い勝手はいいですね。

ほかの大口径レンズに慣れているとホントに軽い!!

またフルサイズ用の超広角レンズのHD PENTAX-DA★ 11-18mmF2.8ED DC AWの重さ700gオーバー。

HD PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5EDの2倍以上の重さです。

20万円以上する高級レンズと比べること違い間違っているんですけど。

HD PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5EDのスペックと旧機種との比較

スペック上では新旧のレンズは全く同じですね。

焦点距離 10-17mm
開放絞り F3.5-4.5
最小絞り F22-32
レンズ構成 8群10枚
画角(対角) 180-100°
(ペンタックス APS-Cサイズ一眼レフカメラ装着時)
マウントタイプ KAF
最短撮影距離 0.14m
最大撮影倍率 0.39倍
フィルター径 なし
光量調節方式 完全自動絞り
絞り羽根枚数 6枚
絞りリング なし
三脚座 なし
最大径x長さ 約67.5mm x 約70mm
質量(重さ) 約317g (フード付:約323g)

 

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/lens/k/wide/hdpentax-dafish-eye-10-17/

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/lens/k/wide/smcpentax-dafish-eye-10-17/

レンズのコーティング変更による逆光特性の変更はスペックに現れないので難しいところですね。

上記の写真のように太陽を入れてもハレーションやゴーストがほとんど見られないのもいいですね。

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