初めてのコスプレイベント。
コスプレイベントって普通の人にはわからないマナーが存在するんですよね。
わたしも初めてコスプレイヤーさんを撮影したくてイベントに行った時列を作って撮影してる姿にビックリしたものです。
またコスプレイベントを通じて直接レイヤーさんと知り合いになり今後のスタジオ撮影につなげることができる重要なイベントです。
この記事ではイベントでカメラマンがレイヤーさんを撮影するために必要な最低限のマナーについてお話ししていきます。
マナーをしってイベント撮影を楽しみましょう。
コスプレイベントのカメラマンのマナー
まずはコスプレイベントにカメラマンとして参加するために知っておきたいマナーのお話します。
はっきり言って世の中的には常識とも言えることばかりです。
中にはカメラマンとしてのマナーもありますが一般教養ができてれは大丈夫なはず。
この記事読んでる時点であなたは大丈夫だと思う。
それでも気になる人は読んでおきましょう。
あいさつ、お礼をいいましょう
まずレイヤーさんも他人ですからね!
ちゃんと大きな声であいさつから入りましょう。
そして撮影をお願いします。
「こんにちは!撮影お願いします。」
並んでれば撮影OKではありません。ちゃんと許可をもらいましょう。
そして撮影が終わったら感謝のお礼です
「ありがとうございました!」
これ常識。
フォロワーなので名前を伝えたい!
イベントでコスプレイヤーさんのツイートを元に探して撮影する場合に、撮影時に言ってはいけないことが
「私誰だかわかります?」
です。
Twitterで絡んでいてもリアルで合わなければ顔なんてわかりません。
また、年に数回しか合わなければだれだって顔を忘れるものです。
だからカメラマンの自分をフォロワーとして認識してもらいたいときは
「こんにちは!Twitterでフォローさせてもらってる〇〇です」
と挨拶の時に名乗りましょう。
普段からTwitterでやり取りしていれば名前で分かってもらえるでしょう。
え、誰・・・って思われたらまた頑張りましょう!!
撮影拒否されても怒らない
撮影列にならんでいれば撮影できると思わないこと。また声かけて断られても諦めること。
レイヤーさんだって時間がなかったり、体調が悪くなったり、都合というものがあります。
だから残念である意思表示はしても、切れたり罵声を浴びさせたりしないこと。
レイヤーさん同士のコミュニケーションを邪魔しない
撮影中にレイヤーさんの友人がきて話はじめてしまっても怒らないで待つこと。
ここでキレるカメラマンもいるみたいですが普通に分別のあるレイヤーさんなら何分も話したりしないで撮影を再開してくれます。
だから自分本意ではなく、レイヤーさんの都合に合わせるようにしましょう。
盗撮しない
盗撮というのはスカートの中とか犯罪的なものは当たり前にダメです。
なぜかイベントなら大丈夫とか思ってる人がいるように思えてしょうがないのですが…
また、列に並ばずに横から写真だけ撮影して去っていくことも盗撮です。
レイヤーさんは撮影されるときにポーズや表情を作って1番いい状態で撮影してくれるように努力してます。
だから横から撮られると不本意なので辞めてあげてください。
相手の嫌がることをしない
これも常識の範囲内ですよね。
変なポーズを要求したり体に手を触れようとしたりすることはダメに決まってます。
- 仮面ライダーベルトを着けさせようとしたり
- ぬいぐるみを持たせて撮影しようとする
- キャラクターに合わないポージングをさせる
こちらで確認が取れている話です!女性レイヤーさん気を付けて下さい。 pic.twitter.com/phEUfmRTrG
— 鏡 (@Kagami268) July 23, 2019
コスプレイヤーさんはあなたの撮影モデルではないんですよーと強く言いたい。
常識的に考えて相手が嫌がることをするのは人間として最低なので厳禁です!!
あなたはコスプレの写真を撮りに来たのでは?
コスプレイヤーさんを撮影するのだからキャラがわかる写真を撮るのが当たり前ですよね。
しかし、最近は
のどちんこ撮影させて
膝の裏撮影させて
とか明らかにキャラクターに関係ない写真を撮ろうとする人がいます。
https://twitter.com/lippromise/status/896166929089478656?s=21
https://twitter.com/monaka_0901/status/1168168453259161601?s=21
レイヤーさんからは嫌がられるというより
気持ち悪がられます
ちゃんとコスプレを撮影しましょう。
コスプレイベントに
— すずはねすず@コスは淫らな仮面 (@suzuhane) April 3, 2020
_人人人人人人人人人人人人人_
> 喉チンコ撮らせてカメコ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
参 戦 !!! pic.twitter.com/tJeppXXpNJ
差し入れは未開封で
あなたは親しい何度も撮影している顔見知りのカメラマンであってもレイヤーさんからみればよく知らない人だと思ってください。
そんな人から開封済みの食べ物やお菓子を貰って喜ぶと思いますか?
例え飴のようなものでも開封して渡すことのないように。
明日から冬コミ、コスホリ、夜のとなコス!! pic.twitter.com/fKkJ6QSHvV
— すずはねすず@コスは淫らな仮面 (@suzuhane) December 27, 2019
コミケでコスプレ楽しもうな!!!#エアコミケ#コスプレ界隈事件簿 pic.twitter.com/NZeFvkVxa9
— すずはねすず@コスは淫らな仮面 (@suzuhane) May 2, 2020
未開封で渡すようにしてくださいね。
もちろんケーキのように持ち歩けないものもダメですよ!!
撮影して写真や動画を勝手にアップしない
初心者カメラマンにありがちなんですが撮影した写真を自分で勝手にTwitterにあげることもやってはいけません。
被写体には肖像権というものがありますからね。
またレイヤーさんによっては加工しなきゃダメという人がほとんどなんですよね。
そのため撮影した写真は必ず被写体のレイヤーさんに許可をもらい必要に応じてタグ付けや通知を行うようにしましょう。
家に帰ったあとはTwitterのようにDMで確認しましょう。
レイヤーさんのTwitterアカウントには以下のようにお写真はDMで書かれています。
撮影した写真はレイヤーさんに送ろう
レイヤーさんは基本的に自撮り以外はほぼ撮影してくれたカメラマンの写真に依存します。
そのため撮影させてもらったレイヤーさんには撮影した写真を送るようにしましょう。
撮影させてもらった感謝の気持ちです。
はじめましてのレイヤーさんなら必ず撮影後に連絡先をもらってください。
レイヤーさんによっては事前にスケブにTwitterアカウントを書いておいてくれているので一緒に撮影しておくとあとから被写体と送り先が簡単に確認ができます。
たいていのレイヤーさんはTwitterを使用するのであなたも写真アカウントを作っておきましょう。
枚数は1枚でも2枚でもちゃんと撮れてるものを送りましょう。
撮影した写真はTwitterのリプライではなく、DMで行い写真そのものはギガファイルなどで劣化を最小限にしておくります。
Twitterフォローしてもされるとは思うな
上で写真を被写体のレイヤーさんに送りましょうという話をしましたが残念ながら写真を送っただけではTwitterのフォローを返してくれるとは限りません。
これは事実です。
イベントで撮影しただけのあなたはまだまだ赤の他人です。
DM送る際の文面や内容に礼儀を尽くしても返信すらないこともありますから。
写真がうまくない、DMに気がつかないなどもありますがフォロバがあるとは思わないことです。
イベントだけでなくSNS上でのリプや繋がりたいタグで親交を作ってください。
大型併せでピン撮影してもフォローしてくれない人もいますからね。
そういう場合はあきらめてひっそりミュートで。
コスプレイベントの撮影の流れ
コスプレイベントには暗黙のルールがあってカメラマンとして参加する場合はこのルールに従う必要があります。
それほど難しいわけではないのですがたまに非常識な行動をとる人がいてイベントの後にTwitterなどで注意喚起されていたりします。
あなた自身が注意喚起対象にならないように気をつけましょう。
撮影の流れ
撮影の流れは以下のようになります。
列に並ぶ
↓
撮影お願いしてもよらしいですか?
↓
撮影する
↓
お礼を言う。
↓
連絡先をもらう
↓
もう一度挨拶しつつ列を離れる
基本的にコスプレイベントではカメラマンはコスプレイヤーさんを撮影する場合は列を作り1人ずつ順番にしていきます。
そのため撮影したいコスプレイヤーさんに列ができている時は列に並び順番を待ちます。
列がない場合はあなたが先頭ということになります。
あなたに順番が回ってきたら、コスプレイヤーさんに撮影させてもらうよう許可をもらいます。
基本的には必ず声をかけてから撮影を始めてください。
くれぐれも順番がきたら無言で録り始めるなんてことがないようにします。
また、コスプレイヤーさんも髪型やメイクのチェックを撮影の合間に行うことがありますので「ちょっとお待ちください」と言われた場合は「大丈夫ですよー」と快く了解すること。
たまにこのチェックを「自分のためにしてくれてる!」と勘違いするカメラマンがいるようですが単純にレイヤーさんのこだわりなので勘違いしないようにしてくださいね。
囲み撮影について
えなこりん撮影超巨大囲み参加してきました!!!被写体が豆粒クラス! #C95 pic.twitter.com/6VzZmKDxf7
— 初音たねぽ (@hachune_miku) December 30, 2018
列が長くできるレイヤーさんの場合は疲れてきた所や休憩をいれるときに、早く列を解散させるために囲みによる撮影をする場合があります。
囲み撮影はレイヤーさんから一定の距離を保ちつつ全員同時に撮影していく撮影パターンです。
コミケのえなこさんの囲み撮影が有名ですが小規模な囲みはよく行われます。
この場合は列を待つ必要はなくなるので自由に撮影できるのですが撮影マナーは変わりません。
変にローアングルから撮影したり接近するのも不可です。
最前列が1番撮影はしやすいので人が多い場合は前の人の撮影が終わり立ち去るまで後ろで待ったりもします。
1番前に出られたらしゃがんで撮影します。
後ろの人に撮影スペースを残すためですね。
囲みの場合はレイヤーさんがちゃんと囲みの範囲内で向きを変えつつポーズをとってくれるのでどうしても目線が欲しい場合はこちらを向いた時に声かける必要があります。
撮影が済んだら後ろの人に撮影場所を早く譲るようにしましょう。
もちろんよく撮れている写真があればぜひレイヤーさんにおくってあげましょう。
たまに囲みで動画を撮ってる人がいますが邪魔でさかないので辞めてほしいですね。
今後に繋げる撮影にするコツ
あなたがコスプレカメラマンとしての活動を始める理由はなんでしょうか?
カメラの腕を磨くため、女の子の撮影がしたい
私はどっちでもいいとおもいます。
そうなるとイベント以外での撮影もしていきたいですよね。
コスプレイヤーさんと仲良くなって腕を見込まれ撮影に呼んでもらえるようになりたいなら次のことをおこないましょう。
写真は必ず送る前提で撮影する。
レイヤーさんかしてみれば撮影した写真データを送ってくれない写真どうしているんだろう?
って思ってる人がたくさんいます。
撮影した写真をレイヤーさんに送ると喜んでもらえることが多いんです。
そんな他人に喜ばれることをやらないなんてもったいないですよね。
撮影した写真全部送る必要はないですがよく撮れてるなとおもった写真はぜひレイヤーさんに送ってあげてください。
送り先は撮影した時に必ず確認するクセをつけましょう。
スケブ、Twitterアカウントなんでもいいです。
写真を送れば今後の撮影でカメラマンとして声かけられることもでてきますからね。
イベントカメラマンからの脱却です。
名刺は必要?連絡先の交換について
レイヤーさんに自分のことを伝える方法の一つとして名刺という文化がありました。
しかし名刺なんてもらっても初めてあったカメラマンがどんな印象だったかイベント後に覚えているレイヤーさんなんて余程のことがなければいません。
だからイベントの場ではとにかくレイヤーさんのTwitterアカウントを聞いて写真を送ってあげてください。
それでお礼のコメントを返してくれるようなレイヤーさんとはその後のTwitterのリプでしつこくならないように絡んで自分の名前を覚えてもらいましょう。
そうすれば次のイベントで名前を伝えた時、
「〇〇さんですね、いつもありがとうございます😊」
と返してくれるようになります。
人としてカメラマンとして正しい距離を保ちましょう。
イベントでの撮影のコツ!
イベントというとほとんどが屋外での撮影になります。
池袋のアコスタのように屋内と屋外の両方があるイベントもあります。
屋外の場合はストロボ無しでも撮影できるので準備は少なくて済みます。
でもストロボを使用して日中シンクロでカッコ良く撮影するなんてこともできるので興味のある場合はちょっとしたテクニックが必要です。
そんなイベントでの撮影のコツについてはこちらの記事でまとめているのでぜひイベントでの撮影にも慣れておきましょう。
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屋内では暗い場合もあるし蛍光灯での撮影になるのでストロボとアンブレラやソフトボックスを1灯や2灯用意しておくといい写真がとれますが他の参加者さんの邪魔にならないようにしてくださいね。
コスプレイベントでの撮影マナーまとめ
イベントでのマナーというのはそんなに難しいものではなく極々普通の人との付き合いが出来ていればそんなに問題にされることって無いと思うんです。
撮影に関しても周りの人に配慮すれば大丈夫。
レイヤーさんに対してもキャラのコスプレを撮影させてもらうということさえ忘れなければ余程のことがない限り避けられることもないでしょう。
あなたが良いカメラマンになるために良いレイヤーさんとの顔合わせの場にもなりますので礼儀とマナーを忘れないでくださいね。