NiceFotoソフトボックス90cmを今回購入しました。
この品質なら別のサイズも欲しくなりますね。
コスプレを撮影しているとどうしても人物を柔らかい光をあてたくなってきます。
そうするとストロボやモノブロックだけだなく光を柔らかくするソフトボックスやアンブレラといったディフューザーが気になってきます。
被写体のキャッチライトを円形にしてみたかったので購入したNicefotoソフトボックス90cmのレビューです。
展開、片付けが簡単なものが欲しい人
NiceFotoソフトボックス 90cmのメリットとデメリット
NiceFotoソフトボックスにはサイズの異なる60/70/90/120の4種類が販売されています。
メリット
ソフトボックスというのは直径は大きく、奥行きが深いものの方がソフトボックス内で光が拡散し発光面の光を柔らかくできます。
そういう意味では90cmという大きさはかなり柔らかい光を表現できます。
120cmになると直径だけでなく奥行きもかなりのものになりスタジオによっては取り回しが効かなくなるので100cm以下が限界だと思います。
60cmや70cmだと安い一般的な正方形のソフトボックスと変わらない気がするんですよね。
ちなみに正方形のソフトボックスは80cmが好きなので好みが偏ってるかな。
あと円形ソフトボックスなので被写体さんの目に映り込むハイライトが丸になるので比較的アップで撮影した場合に大きな差が出ます。
デメリット
直径90cmのものは奥行きも60cm程度ありやはり大きいです。
重さはそれほどではないですがこの大きさはかなり制限をうけます。
なぜならこのソフトボックスは展開してライトスタンドにつけたままだと一般的なドアをそのまま通れない!
一般的なドアは幅が80cm程度なのでそのまま通れないんです。骨を何本か畳まないと通れません。
そのため狭いスタジオで移動の多いシェアスタジオでは取り回しが大変なことがあります。
イベントやスタジオによっては90cm以上になると使用制限がかかる場合もあるので注意です。
セット内容
セット内容は以下だけでとてもシンプルです。
- ソフトボックス本体
- ディフューザー(中)
- ディフューザー(外)
- グリッド
- 持ち運び用バッグ
ソフトボックスは内側がシルバー、ディフューザーは2枚。
購入時はバッグの中にそれぞれ袋にパッケージングされてますが、内部ディフューザーとグリッドを取り付けたままバッグに入れて持ち歩く事ができます。
グリッドは不要な時に外すようにしています。
グリッド付き
NiceFotoソフトボックスにはグリッドが付属しています。
ソフトボックスの中にはグリッドがついていない製品が割とあります。
コスプレ撮影でソフトボックスを使用する場合はグリッドで光の範囲を絞ることは結構あるのでグリッドはあったほうがよいです。
グリッドは別売りでもありますが後から買おうと思ってもグリッドの大きさが微妙に合わない、ソフトボックスによってはグリッドの付けられないものもあるのでグリッド付属のソフトボックスを最初から購入した方が安心です。
マウント方式
NiceFotoソフトボックスは全てボーエンスマウントでストロボと接続するようになっています。
ボーエンスマウントは共通の形式なためストロボやモノブロックライトなどたいていの照明機材に対応しています。
ストロボやad200などで使用する場合はSブラケットが必要になります。(旧型Sブラケットより新しいもののほうが場所は取るけど使いやすいです。)
サイズと重さ
サイズ
組み立て前後のサイズって実際どれくらいかわかりにくいので実際に測ってみました。
組み立て後のサイズ
直径:90cm 深さ:60cmのドーム型
組み立て前のサイズ(バックのサイズと思ってください)
直径:20cm、長さ:76cm の円柱
重さ
本体ソフトボックス 1562g
ディフューザー2枚、グリッド込の重さです
本体の重量は大きさのわりに軽く感じますね。実際はgodoxのAD200より重い。
バッグはかなり軽めに作られていてチャックがすぐ壊れそうでちょっと心配になります。可能であれば日本製のYKKのチャックに交換したくなります。
組み立て
円形ソフトボックスの一番大変な組み立てもNiceFotoソフトボックスは簡単になっています。
組み立ては骨を持ち上げるだけ、
片付けはボタンを押していくだけです。
対角線上に操作すればより少ない力で組み立ても片付けもできます。
それほど力もいらないので女性でも安心して使用できますね。
別の方のレビューでボタンを押して戻らなくなったという話もありますが自分の場合は発生していませんね。個体差なのかな。
サイズや購入時期により多少組み立て方法が異なるものが販売されてるようです。ワンタッチであることには変わらないので安心ですね。
ライトスタンドが重要
NiceFotoソフトボックスは90cmや120cmにもなると奥行きがかなり深いです。
ライトスタンドに載せるとかなり重心が前のめりになります。
そのため奥行きの深いソフトボックスを使用する場合、ライトスタンドの足がそれなりに長くないと簡単に転倒しやすくなります。
またスタンドが丈夫でないとスタンドを高くしたときにたわみます。
また重心が高くならないようにそれなりの重さのライトスタンドが必要になります。
私がNiceFotoソフトボックスを購入するにあたり新規に購入したライトスタンドはこちらになります。
NiceFotoソフトボックスまとめ
このサイズの大きな深さのあるソフトボックスの中ではかなりお買い得なソフトボックスになります。
毎日のように組み立て解体をするような使い方ではしていないので強度面ではなんとも言えませんが週一回くらいの使用頻度であればかなり長く使えるのではないでしょうか?
5000円程度やそれ以下のソフトボックスはボーエンスマウントではなかったり組み立てが大変だったり、グリッドが付属しないものも他の製品を購入する場合は注意が必要です。
FOMITOというブランドのソフトボックスの見た目や形が同じで動画にはnicefotoのものが使用されてますね。