コスプレしてて自撮り棒欲しいけどどんな点を注意して選んだら良いのかわからないですよね。
いろんな自撮り棒が売ってるし有名メーカーの自撮り棒なんてものもないので選ぶ基準がないというのが実情です。
今回は、ひょんなことから何本か自撮り棒を入手することができたのでいろいろ触ってみて自撮り棒を選ぶ時に気にしたほうが良いところというのを感じました。
そんな自撮り棒事情についてコスプレのカメラマンからみた選び方について書いてみました。
でも個人的に心配なのは個体差ですがこればかりはどうしようもないところです・・・・
自撮り棒の選び方のポイント
いくつもの自撮り棒を見てきていいものを選ぶ為には以下の点についてチェックするのが良いかなと感じました。
あくまで個人的な意見なので確実ではないことをご理解いただければと思います。
- スマホホルダーの形状と互換性
- グリップ部分の三脚
- 長さはどれくらい必要か?
- 折り畳み時の大きさ
- 追加検討事項
個人的にこの自撮り棒が1番使いやすくて安定感、コスパが高いと感じたので最初に紹介しておきます。
では、上で説明した各項目について具体的どのよにうな点を確認していけば良いのか紹介していきます。
スマホホルダーの形状と互換性
最初はスマホを取り付けるスマホホルダーの形状についてです。
スマホホルダーは自撮り棒でスマホを支える部分でここがしっかりしていないと撮影が安定しないので重要な部分です。
スマホホルダーの互換性
スマホホルダーに挟むことができるスマホのサイズについて気になる方もいるかと思います。
しかし現在発売されている自撮り棒のスマホホルダーはiphoneSEのような小型なものから6インチクラスのスマホにも対応しているため適当に選んでも使えないということはありません。
一応、2022年ごろから出てきている折り畳み式のスマホに関しては難しい場合が多いので注意してください。
スマホホルダーの爪折り畳みタイプ
スマホを挟み込む爪ですが折りたたみ式になっているものが多いというのが印象です。
いくつか自撮り棒を試す中この爪の強度に問題がありそうなものがありました。
スマホを挟んだときに爪が折りたたみ方向とは逆に反ってしまうものはそのうち限界を超えて折れる可能性が高く思えました。
また、ものによってはこの爪がぶらぶら動いてしまい使いにくいものもありましたね。
ただこの点は購入してみないとわからないので判断が難しいところです。
特に問題がない商品はこちら
スマホホルダー内蔵式
スマホホルダーはほとんどの自撮り棒では外部に露出した状態で折り畳むようになっています。
しかし自撮り棒によってはスマホホルダーをアーム部分に収納することができるものも存在します。
スマホホルダーの形状は上の爪折り畳みタイプと同じものですが収納時に折りたたまずにアームの中に押し込むことができます。
そのため収納時の形状が完全の円柱状になり非常に美しいです。
しかしグリップ部分からスマホホルダーを引きだすには必ずグリップの三脚を開かなくてはいけないといった自動り棒として使用したい場合に煩わしい場合もあります。
また一般的な自撮り棒と比べると若干値段が高めになってます。
スマホホルダーの爪固定タイプ
自撮り棒の中にはスマホを挟む爪が固定になってるものがあります。
固定式であれば折りたたみ式の爪より強度があり安心感が増します。
しかし爪のでっぱりを本体を持ち歩く場合に折りたたんだ時邪魔にならないような工夫が必要になります。
スマホホルダーの爪部分の滑り止め
折りたたみ式の爪にしろ、固定式の爪にしろ爪にゴムのような滑り止めがないとスマホを挟んだ時にぐらぐらします。
そのため爪にはスマホを固定するためにゴムなどが貼られているものがよいですね。
スマホホルダー取り付け部分
スマホホルダーと本体の棒部分との取り付けにもいくつか違いがありました。
自撮り棒をスマホ以外でも使用する場合はスマホホルダーと棒部分を取り外せるものが良いです。
GoProなど別のカメラを取り付けることも可能になりますからね。
しかしほとんどの自撮り棒はスマホホルダーを分離できない場合が多かったので購入時に注意してください。
スマホホルダーの強度
スマホホルダーの取り付け部分のネジがしっかり閉まるのかというのも重要。
これがゆるいと自撮り棒を伸ばして構えてるときにスマホの向きが変わってしまうなんてことも。
上の写真のようにつまみが小さかったりすると力入れてネジを回し過ぎて壊すなんてこともあるので注意したいですね。
でもこれは買ってみないとわからないのが罠ですね。
グリップ部分の三脚について
グリップの太さ
グリップは棒が伸びる長さにより太さが変わる傾向があります。
自撮り棒が大きくなったり長いほど棒が太くなりそれに伴いグリップも太くなります。
本体をより長く伸ばしたいという場合は太めになることを覚悟しましょう。
三脚時の足の長さ
三脚の足は広く開くことでより安定感が増します。
しかし、足が長くなるとグリップ部分が長くなり折りたたみ時の大きさに影響します。
かといって足が短いと自撮り棒をいっぱいまで伸ばして三脚使用した時に重心が高くなり転倒しやすくなります。
とくに自撮り棒を立てて全身撮影をする場合とか動画を撮りたい場合にこの安定性を重視したいところです。
結論としては個人的に足が長いものをおすすめします。
また、三脚の足と真ん中の支柱が上の写真のように支柱により接続されているものがあります。
このタイプこの支柱があるのとないのでは安定性に差が出てきます。
支柱が金属製やプラスチック製の場合もありますが金属製のほうが重心が下がるのでより安定性が増すことになります。
足の開きやすさ
グリップ部分を開いて三脚にするときは力ずくで開くことになります。
スイッチ1つで開くという便利な自撮り棒ってないですね。
どの自撮り棒にも畳んだときに引っかかる場所があるのでそこを削ってしまうとかすると開きやすくなります。
ここは満足いくものがなかったのでどの自撮り棒も改善の余地ありですね。
安定感
自撮り棒は片手で持つことが多いので全体的に重いと腕がふるえてブレやすくなってしまいます。
そのためできるだけ本体は軽いものがよいですね。
特に先端のスマホホルダーが重くなると使い勝手に影響を与えるので注意したいところです。
三脚時の安定感は上で書いたように足は長ければ長いほうが良いです。
長さどのくらい必要か
自分1人の自撮りであればそんなに長く伸びる必要はなかったりします。
70cmもあれば十分でしょう
自撮り棒を長く伸ばすと先端が揺れやすくなり屋内や日陰で写真がぶれやすくなるので長くし過ぎるのも問題があります。
でも併せのコスプレ撮影時などでは2人、3人、もしくはそれ以上という場合もあるでしょう。
そうなるとできるだけ長いものをが必要になってきます。
自分が何人くらいまでで撮影するかを考えて長さを決めたほうが良いですね。
長さと大きさのバランス的には100cmくらいまでが良いかなとおもいます。
折りたたみ時の大きさ
自撮り棒はできるだけ小さく折りたためた方がいいですよね。
この大きさは自撮り棒の最大の長さ、グリップ部分の大きさで変わってきます。
さらに鞄の中でひっかけたり無理にものを詰め込んだときに折れてしまうようなものをも困ります。
そのためコンパクトかつ余計な出っ張り画最小限なものが良いですね。
1番スマートな形だとスマホホルダーの爪が折りたたみ式のものが多く悩ましいところ。
また折りたたみ時にはBluetoothのスイッチが外れにくくなる仕組みもあると良いですね。
数は少ないですが自撮り棒の中にはグリップ部分にスマホホルダーを収納することででっぱりを完全になくすこともできるものが販売されています。多少使い勝手の悪いところがあるけど収納状態ではもっともすっきりした形になります。
自撮り棒のブルートゥースシャッターボタンについて
自撮り棒の最低限の機能以外に自撮り棒についている機能の必要性についても考えてみたいとおもいます。
Bluetoothシャッターは必須
たいていの自撮り棒にはBluetoothのシャッターボタンが付いてるものが多いですね。
以前はスマホのイヤフォンジャックに刺す有線のものがありましたが自撮り棒を長く伸ばすためには有線ではだめってことですね。
長く伸ばして使用するのであればBluetoothスイッチはなければ困るかも。
このBluetoothシャッターボタンには2種類あってボタン電池式のものと充電方式のものがあります。ボタン電池でも結構長持ちするので充電式が良いというわけでもないですが電池切れた時にスマホのバッテリーですぐに充電できるので充電式は便利です。
ブルートゥースシャッターをすぐ無くしてしまう場合は
Bluetoothのシャッターボタンでよくあるのが無くしてしまうこと。
自撮り棒本体に取り付けていても鞄の中ではずれてしまったり、持ち歩いている最中に落としてしまうことがよくあります。
自撮り棒の中には写真のように自撮り棒を少し伸ばさないとBluetoothボタンが取り外しできないようになっているものもあります。
自撮り棒にLEDライト付属
スマホホルダーに小さなLEDライトがついてるものがあります。
だいたいUSB充電に対応しています。
しかしライトが小さくてあまり意味がないかも。これならスマホのバックライトを明るく設定したほうが手っ取り早いかもです。
LEDライトが付くだけで値段もあがるのでなくても良いと思います。
自撮り棒にジンバルスタビライザー機能は必要か?
自撮り棒の中にはスマホを水平に保つように動作させることができるジンバル機能を持っているものがあります。
スマホを常に水平に保つように動的に傾きを制御する機能です。
しかし自撮りをする場合はスマホを斜めにして撮影することも多いのでその場合はジンバル機能を使わないことが多いです。
スタビライザー機能は動きながら動画撮影をする場合は常に水平を保ちたい場合だけ必要です。
ジンバル機能付きのスマホホルダーにはジンバル機能をオフにして傾きをつけて位置をロックする機能があります。
このジンバル機能が付いたスマホホルダーは重くなる傾向があり実際に試した商品では自撮り棒を伸ばせば伸ばすほど先端部分が揺れやすくなり写真がブレるの原因にもなるので自撮り中心なら避けたほうがよいです。
普段から一眼レフを持っているカメラマンでさえこうなので女性の多いレイヤーさんではかなり使い勝手の悪い自撮り棒になると思います。
自撮り棒にのその他拡張機能
スマホホルダーにカメラのホットシュー端子と同じものがあったり、1/4インチのネジ穴がついてるものもあります。
ここには光量のあるLEDライトを付けたりできますが自撮り時に先端が重くなりブレの原因になります。
そのためあまり拡張機能は必要ないのではと考えています。
自撮り用にLEDライトを使用したい場合は別途用意することをオススメします。そのほうが盛れますから。
ちなみに1番盛れるのは日陰の自然光ですのでこちらの記事も参考に。
100円均一で購入できる自撮り棒
ダイソー(DAISO)で購入できる自撮り棒レビュー
ダイソーでは330円と550円の自撮り棒が販売されていることを確認しました。(2023/8現在)
330円の自撮り棒にはグリップ部分が三脚なるような機能がないので購入するなら550円のほうがよいですね。
なおどちらもBluetoothを使用したシャッターボタンが付属しているのでリモコンシャッターが欲しい人にはどちらでも大丈夫です。
550円の自撮り棒は機能としてはまったく問題ないため安価な自撮り棒を求めている人はAmazonで購入するより安くすむと思います。
まとめ
自撮り棒に求める機能はシンプルなものが1番ですね。
安定性や使いやすさ、壊れにくさをみると値段の高いものが良いわけではないというのが良くわかりました。