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Godox X3Pro vs X3 vs XPro:コスプレ撮影に最適なトリガーはどれ?

コスプレ撮影では、キャラクターの世界観を忠実に再現するためにライティングが大きな役割を果たします。ストロボを使うことで、衣装や小道具の質感を際立たせたり、背景とのコントラストを強調したりと、写真の完成度を一段と高めることができます。

しかし、ストロボを活かすためには「トリガー(ワイヤレスコマンダー)」の選択が欠かせません。Godoxは定番の XPro、コンパクトな X3、そして最新の X3Pro をラインナップしています。どれもストロボをワイヤレスで制御できる便利なツールですが、表示できるグループ数や操作性、価格帯に違いがあり、撮影スタイルによって最適な選択肢は変わってきます。
この記事では、コスプレ撮影を前提に「初心者でもわかりやすい視点」で3モデルを比較し、どのトリガーを選ぶべきかを整理していきます。

 

コスプレ撮影に最適なGodoxストロボトリガーの選び方

なぜコスプレ撮影にトリガーが必要なのか

コスプレ撮影ではキャラクターの世界観を再現するためにライティングが重要です。ストロボを使うことで衣装や小道具の質感を際立たせ、背景とのコントラストを強調できます。そのストロボを活かすために欠かせないのが「トリガー(ワイヤレスコマンダー)」です。

 

Godoxの代表的モデル「XPro」「X3」「X3Pro」概要

  • XPro/XProII:ダイヤル操作+単三電池駆動。大型液晶画面に5グループ同時表示に強く、多灯ライティングを効率的に管理できる。
  • X3:軽量コンパクト+USB-C充電。3グループ表示までで、持ち運び重視派やシンプルな構成に適している。多灯派には物足りない。
  • X3Pro:大型タッチ液晶+Bluetooth対応。4グループ表示で最新機能を備えるが、多灯派にはやや不足する。

Godox XPro・X3・X3Pro スペック比較表【価格・機能・グループ表示】

ディスプレイ・操作方式の違い

XProはモノクロ液晶とダイヤル操作で誤操作が少なく安定した運用に向いています。

X3は小型カラーOLEDにタッチ+ボタン操作を組み合わせており、軽快で初心者にも扱いやすい設計です。

X3Proは2.4インチの大型カラー液晶を備え、視認性が高く直感的に操作できますが、タッチ中心のため慣れが必要です。

グループ数・同時表示数の比較

XProは最大5グループを同時に表示できるため、多灯ライティングを組む際に効率的です。

X3は最大6グループに対応しますが同時表示は3までで、シンプルな構成に適しています。X3Proは最大16グループを制御できますが同時表示は4までで、理論上の拡張性は高いものの実際の多灯管理ではXProの方が優れています。

電源方式とバッテリー持続時間

XProは単三電池×2で約200時間駆動し、電池切れ時もすぐ交換できる安心感があります。

X3はUSB-C充電式で待機約7日と軽量性を重視した設計ですが、持続時間は短めです。

X3ProはUSB-C充電式で待機約35日と長時間運用に強く、イベントや屋外撮影でも安定して使えます。

サイズ・重量・価格帯の違い

XProは約95gで価格帯は11,500〜14,000円とコストパフォーマンスに優れています。X3は約48gと最軽量で持ち運びやすく、価格は14,700〜15,200円です。X3Proは約103gで価格は16,000〜16,700円とやや高めですが、最新機能を備えています。

 

Godox トリガー スペック比較表

項目 X3Pro X3 XPro
ディスプレイ 2.4インチカラー液晶
タッチスクリーン
1.7インチカラーOLED
タッチスクリーン
モノクロ液晶
操作方式 タッチ+物理ボタン タッチ+物理ボタン ダイヤル+ボタン
チャンネル数 32チャンネル 32チャンネル 32チャンネル
グループ数 16グループ 6グループ(A-F) 5グループ
ワイヤレスID 99 ID 99 ID 99 ID
同時表示グループ 4グループ 3グループ 5グループ
TTL/HSS 対応 対応 対応
マニュアル調光 1/256〜1/1
0.1段ステップ
1/256〜1/1
0.1段ステップ
1/256〜1/1
0.1段ステップ
Bluetooth 対応(アプリ連携) 非対応 非対応
電源 USB-C充電式
(約2時間充電)
USB-C充電式
(約2時間充電)
単三電池×2本
バッテリー持続 待機約35日 待機約7日 約200時間
通信範囲 最大100m 最大100m 最大100m
サイズ 71×63×89mm 約71×60×38mm 71×52×82mm
重量 約103g 約48g 約95g
価格帯 約16,000〜16,700円 約14,700〜15,200円 約11,500〜14,000円

詳しいおすすめ動画

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Godoxトリガーの使い勝手レビュー【良い点と悪い点】

Godox XPro / XProII

Godox  Xpro:2018年7月2日
Godox  XproII:2023年6月2日

画面同時グループが5つともっとも多く多灯ライティングに強く、誤操作が少ないダイヤル操作と単三電池交換の容易さが魅力です。一方でサイズが大きめで、電池管理が面倒、モノクロ液晶で視認性が劣る点があります。

Godox X3

Godox X3:2024年6月14日

軽量コンパクトでUSB-C充電に対応し、初心者にも扱いやすい設計です。ただし同時表示は3グループまでで、バッテリー持続時間も短め、画面が小さいため視認性は劣ります。

Godox X3Pro

Godox X3Pro:2025年9月23日

大型カラー液晶、Bluetooth対応、16グループ制御、露出計連携など最新機能を備えています。ただし同時表示は4グループまでで、誤タッチの可能性や価格の高さ、初心者にはオーバースペックになりやすい点があります。


Godox X3Proの新機能まとめ

大型タッチパネル液晶

2.4インチのカラー液晶で視認性が大幅に向上し、直感的な操作が可能です。ただしタッチ中心のUIは慣れが必要です。

スワイプなのかタップなのかメニューボタンおしてからの操作なのなれるまで結構戸惑う。

Bluetooth接続とスマホアプリ連携

Godox Flash Appと連携し、スマホからストロボ出力やグループ管理を制御できます。屋外やイベントで機材に触れずに操作できる点が便利です。

16グループ制御機能

最大16グループを制御可能で拡張性は高いですが、同時表示は4グループまでで、実際の多灯管理ではXProの方が効率的です。

ただし現状のストロボ側はA~Eまでの5種類までしか選択できないものが多いので制約はある。

プリセット機能

複数のストロボ設定をプリセットとして保存・呼び出し可能。シーン切替を前提にした運用が強化されています。

セコニック露出計との連携

セコニックL-858Dなどと連携し、露出計測から発光までシームレスに制御可能です。露出の追い込みを重視する現場では有効ですが、一般ユーザには不要な場合もあります。

Creative Shutter Control

単写・タイムラプス・長時間露光をプログラム可能。露光時間やインターバル、撮影枚数を自在に設定でき、PCシンク端子やGodox XR/TR-RXレシーバーを介して利用できます。コスプレ撮影では必須ではないものの、星景や風景撮影では強力な武器になります。

 


コスプレ撮影スタイル別おすすめトリガー

多灯ライティング派におすすめ → XPro / XProII

一画面で5グループ表示でき、現場での同時管理がスムーズ。誤操作の少ないダイヤル操作で安定運用できます。

軽量・持ち運び重視派におすすめ → X3

約48gの軽量ボディとUSB-C充電で、イベントや屋外での取り回しが抜群。シンプル構成の撮影に最適です。

最新機能を試したい派におすすめ → X3Pro

大型液晶・Bluetooth・16グループ・Creative Shutter Controlなど最新機能満載。機能の多さゆえに、目的に合わせて取捨選択できる人に向いています。


まとめ【コスプレ撮影で選ぶべきGodoxトリガー】

  • 初心者には軽量で扱いやすいX3がバランス良い選択肢です。
  • 本格的に多灯ライティングを組むならXPro / XProIIが効率的です。
  • 最新機能を楽しみたいならX3Proが適しています。

表示できるグループ数と操作性が最優先ポイントです。持ち運びや運用スタイルに合わせて、X3(軽量)、XPro(同時管理)、X3Pro(最新機能)の三択から選ぶのが合理的です。

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