Ulanzi VL49RGBの後継機であるProが発売されました。
今回はそんなUlanzi VL49RGB Proを入手したので通常のVL49RGBと比較しながら見ていきましょう。
なおただのUlanzi VL49もあるのであわせて紹介していきます。
Ulanzi VL49シリーズとは?
UlanziからはVL49という名を持つLEDライトを3種類出しています。
それがこの3種類。
Ulanzi VL49
Ulanzi VL49 RGB
Ulanzi VL49 RGB Pro
この3機種の違いを表にするとこんな感じ
VL49 | VL49RGB | VL49RGBPro | |
カラーモード | 単色 | フルカラー | フルカラー |
最大光量 | 800lx/0.5m | 560lx/0.5m | 560lx/0.5m |
重さ | 93g | 101g | 113g |
磁石 | 無 | 背面 | 背面、上、左右 |
連続使用期間 | 120分 | 120分 | 120分 |
※VL49RGBは海外ページでは800ルーメンと記載されている
800ルーメンは0.5mで510lxになります。
どちらが公式として正しいかは確認が必要かもです。
Ulanziという会社とは?
Ulanziは中国のカメラ用品をたくさん扱う会社。
おもに雲台やLEDライトなどの撮影周辺機器を取り扱っています。
中国のメーカーといっても世界100ヵ国以上に展開しているその辺の会社よりグローバルな会社です。
簡単にいってしまえばgodoxやnewwerと同じようなものだとおもってください。
そうは言ってもそんな会社知らないという人がほとんどでしょう。
そんなUlanziですがビックカメラやヨドバシカメラでも商品を扱っているので品質はある程度保証されておると考えていいですね。
ビックカメラやヨドバシがそんな変な商品なら扱わないですから。
Ulanzi VL49 RGB PROとは
URANGE VL49 RGB PROは過去に発売されたVL49RGBの後継モデルになります。
異なる点は以下の通り
- バッテリー容量増加
- 本体の上と両側に内蔵磁石の追加
- ディフューザー、グリッド付き
- 1/4ネジ穴が本体に追加
- 電源スイッチ、充電穴が本体側面に移動
バッテリー容量増加
バッテリー容量は2000mAから2500mAに増えたけど連続発光時間の表記は同じなんですよね。最大光量で2時間。
とくにBluetooth機能が増えたといこともないし。
ほんとにバッテリー容量増えたんですか・・・・?
背面だけでなく上左右に磁石付き
磁石が左右に追加されたので壁への貼り付けが使いやすくなりますね。
これでVL49RGBProを横に複数並べて発光することもできます。
ディフューザーとグリッド付き付き
ディフューザーはLEDの光の粒が目立たなくなるので小物を照らしたときに変な影ができなくなるので良いですね。
ハニカムグリッドはちゃんと光の広がりを抑えてくれます。
地味にうれしいオマケです。
1/4ネジ穴が本体に追加
VL49RGBProは本体下面に1/4ネジ穴があります。
前機種で本体下面に固定だったコールドシューホルダーがなくなり1/4インチネジ穴だけになりました。
これにより本体はほぼ正方形になっています。
そのため余計なでっぱりがなくなりバックへの収納もしやすくなりました。
本体とは別にダブルヘッド1/4マウントが付属しているのでカメラのホットシューへの取り付けも今まで通りできます。
でも欠点もあってこのネジ穴に小さな雲台をつけると本体が小さいためディフューザーやグリッドと干渉してしまうんですね。
これはちょっと残念
電源スイッチ、充電穴が本体側面に移動
電源と充電穴が本体側面に移動したのもうれしいですね。
VL49RGBでは両方とも背面にあったので充電しながらの操作時は邪魔でした。
VL49RGBProの明るさ
明るさの記載がAmazonの製品説明では記載がないですがスマホの照度計で測定してみたところ30cm 50% 5200kで 680lx 程度というものでした。
海外などのスペックを確認すると光量的には前機種のVL49RGBと同じようですね。
リビングで天井光からの明るさを座って測定すると300lxくらいなので680lxは直視できないような明るさとなりますね。
680lxは眩しいですよ。
直接光を手に持ったくらいの距離では眩しいくらいですから。
VL49RGBの連続発光時間
LEDライトを使用する上で気になるのが連続発光時間。
フル充電した後に、5300K 100%でフル発光させて放置してみました。
スペック上は120分と記載されていますが自分が使用した感じでは100分という感じでした。
フル発光で1時間以上使用すると本体も熱を持っていました。
通常の用途では50%程度でも使えるし1時間たっても大して熱を持たなかったのでフル発光で使用する場合は注意しましょう。
VL49RGBProの重さ
Ulanzi VL49 RGB Proの重さは113.9g。
前機種のVL49RGBより少し重いです。バッテリー容量の増加よりも磁石が増えたことが重量増加の一番の要因ですね。
片手でもてる範囲ですし別に思いとは感じないので安心してください。
VL49RGBRroの操作方法
操作は背面のボタン4つで行います。
モード、上下、+、−の4つ。
明るさの調整は+、−で行いますが数字の変更が長押ししても一気に変えられないため色の変更に少し手間がかがります。
これは前機種のVL49RGBとは違いRGBモードはHS分かれるようになったので少し操作感は楽な方に変わったけど改善してほしかったなぁと思います。
長押しで10ずつかわるような動きをしてほしかったです。
VL49RGBRroのオプション
上記がUlanzi VL49 RGB Proの付属品になります。
個人的にはディフューザー、グリッドがついたことにより光の広がりをコントロールできるようになったのがいいですね。
その分少しお値段上がってるようですが磁石とディフューザー、グリッドが付いたと思えば十分な価格かな。
そういえば本体の隅っこにストラップホールがあるのでストラップをつけて手首に巻いて落とさないようすることもできますね。
VL49RGBProの防水機能
防水性能はないので濡らしたり水中で発光させたりということはできないので注意してください。
まあ防水用のLEDは別途販売されているのでそちらを買いましょう~
まとめ
すでにVL49RGBも持っている人が買い替えるにはバージョンアップが弱いけど3000円台で購入できるLEDビデオライトとしては良い部類かと思います。