観光産業に力を入れているスウェーデンではお土産グッズも年々豊富になっています。そんな中で、昔から変わらず、国民をはじめ観光客から愛され圧倒的な支持を受けているのがこの手作りの幸せを呼ぶ木馬のダーラヘスト。スウェーデンのお土産に迷ったらこのダーラヘストと呼ばれる木製の馬がおすすめです。ここでは歴史をたどりながらその人気の秘密そしておすすめする理由をあげてみました。

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ダーラヘストの意味と誕生秘話

ヨーロッパでは馬は数百年も前から石炭鉱業や木材産業に貢献し、大理石や鉄そして銅などを運搬する大切な役目を果たしてきました。

1700年に入りスウェーデンの中部のダーラナ州で森林産業が栄えてくると、馬たちは労働者を助け過酷な仕事をこなし、品物や人々を目的地まで運ぶ重要な役目も務めました。

労働者と馬たちが一緒に森林に寝泊まりしながら仕事をすることで、お互いの信頼関係を深めていったのです。

休憩時間や就寝前になると労働者たちは遠く離れて暮らす家族を思い、我が子へのおもちゃとして、身近な存在である馬をモデルにして、身近にある木を材料にしてナイフで木彫りの馬を作りました。

父親の愛情がぎっしり詰まったこの素朴な木製の馬がダーラヘストの原型だと言われています。

涙が出そうなストーリーですよね。

ダーラはスウェーデンのダーラナ州そしてヘストはスウェーデン語で馬を意味します。

ダーラ州の馬を意味するってことですね。

やがて木彫りの馬を作ることを本業にする人々が出てきて、素朴だった木彫りの馬に色を付けて花模様をかき、子供のおもちゃとしてだけでなく、置物やプレゼント用として野外マーケットなどで売るようになりました。

のちに行商人がこのダーラヘストを国内に広めていきました。

その昔から人間社会に貢献してきた馬がモチーフになったダーラヘスト、子供のおもちゃとして心を込めて作られていたダーラヘストはスウェーデン国民を少しずつ魅了していきました。

そんなダーラヘイストですがスウェーデンのお土産のおすすめ品としてたくさんの種類が売られているんです。

 

ダーラヘストはどんな色や形をしているの?お値段は?

伝統的なダーラヘストの木彫りの馬は20種類以上の大きさに分かれていて、すべてが一つ一つ手作りです。

だから一匹ずつ形や花模様が微妙に違い、手のひらにとってみると何とも可愛らしく温かみがあります。

小さいのに存在感があって、窓辺やコーヒーテーブルにちょこっと置くだけでお部屋が明るくなるような気がします。

耳の先端から足の先までの長さが5㎝以下のダーラヘストはハンノキを素材にし、7㎝以上のダーラヘストは松の木を素材にして作られています。

25㎝以下の大きさだと一片の木から一匹作られますが、25㎝以上になると松の木を組み合わせて接着剤でつなぎ一匹のダーラヘストの形を作ります。

伝統的なダーラヘストの色は赤色ベースに花模様ですが、今日では青、黒そして白ベースのものも生産され、取り扱われています。

 

さて、気になるお値段ですが…

つい先日、近くにある高級食器屋さんで値段をチェックしてきました。

えっ、なんで高級食器屋さんにダーラヘストが売っているの?と疑問を持たれる方も少なくないと思います。

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ヨーロッパの高級ブランドをはじめ、グスタフスベリーやリョーストランドそしてコスタボーダなどスウェーデンの老舗ブランドを取り扱っている食器店では、伝統的な工芸品であるダーラヘストとスウェーデン老舗ブランドを組み合わせディスプレイすることで、お客さんにシンプルで良質な北欧スタイルをアピールするという意図があるようです。

♣ダーラヘストのお値段です

7㎝ 199kr(2758円)、10㎝ 259kr(3590円)、13㎝ 329kr(4560円)、15㎝ 399kr (5529円)と、大きさに比例して値段が上がっていきます。

(スウェーデンの通過の単位はクローナです)

伝統的な技術を持つダーラヘストを製作する職人さんが減っていることから、ダーラヘストのお値段は年々上昇傾向なようです。

お土産としてはあまり大きいと持ち運びが大変なので10cmくらいのサイズがちょうどいいかもしれませんね。

 

ダーラヘストはどこで買えるの?

スウェーデンの首都ストックホルムは常に外国からの観光客でにぎわっている都市で、お土産屋さんが市のあちこちに点在していますが、どのお土産屋さんでもダーラヘストを見つけることができます。

ストックホルム以外ならば、その土地の観光協会、駅のキオスク、本屋さんあるいは食器屋さんなどでダーラヘストを手に入れることができます。

もちろんメジャーな空港のターミナルのお土産屋さんでも販売されています。

ダーラヘストのお値段はどこで買ってもさほど違いがありません。

伝統的なダーラヘストをお求めならばwww.grannas.comwww.nilsolsson.se
などのウェブショップがありますが、残念ながらホームページはスウェーデン語に限られています。

スウェーデンのシンボル、マスコットとも呼ばれるダーラヘスト、木製だけに限らず、今日ではそのダーラヘストのモチーフが色々なものにプリントされ、実用的なお土産としても売り出されるようになりました。

 

例えば、Tシャツであったり、紙ナプキン、エプロン、クッションカバー、寝具、食器、布巾、アクセサリーなどなど、スウェーデンのお土産=ダーラヘストグッズというモダンな感覚で可愛いものが手に入ります。

フィンランド=ムーミングッズならスウェーデン=ダーラヘストといったところでしょうか。

そういえばスウェーデンを代表する北欧の家具屋「IKEA」でもモダンなデザインを売り物にIKEAオリジナルの木製の馬を棚に並べているのを思い出しました。

国限定、期間限定で特別なデザインが施されたIKEAの木製の馬(ダーラヘストに似ている)などは、コレクターズアイテムともされ人気があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ショットグラスやおつまみ皿そしてコーヒーマグなども人気です。

 

スウェーデンのお土産のおすすめダーラヘストまとめ

今回はダーラヘストの歴史に触れながら、スウェーデンのお土産で特に人気のあるダーラヘストと呼ばれる木製の馬をご紹介しました。

スウェーデン国民の生活の一部となり、スウェーデン文化の象徴としてみんなに愛され続けるダーラヘスト。

我が家の小さな木製のダーラヘストも窓辺にちょっこり立っていて、毎日元気なエネルギーを送ってくれています。

北欧にご旅行の際はぜひ手に取ってみてください。

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