スウェーデンの冬、特にスウェーデン北部の冬は想像を絶するほど寒くなります。
スウェーデンでオーロラ見学時の服装や防寒に必要なテクニックを前もって知っておくだけで、旅の準備も心の準備もできますよね。
冬のスウェーデンのオーロラや自然の美しさを屋外で思いっきり楽しんでいただくために、どんな服装が適しているのか、そして防寒に必要なテクニックは何かをご紹介します。

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スウェーデンの冬はいつ?

スウェーデンの冬はいつ ?

スウェーデンの冬は一般的に12月、1月、2月とされています。

もう少し詳しく言うなら、1日の平均気温が0度かそれ以下に下がり、その状態が5日続くと冬入りが宣告されます。

たとえ6日目に気温が0度を上回ったとしても、冬入り宣言は取り消されることはありません。

スウェーデンは縦に長い国です。

スウェーデン最北端のTreriksröset (トレリークスリョーセット )と最南端の Smygehuk (スミーゲフーク)の距離をGoogle earthで見てみると1575.18kmと出てきます。

その距離は東京から沖縄を一直線で結んだ距離よりやや長めです。

縦に長い国だから、冬の到来は住んでいる地域によって大きく違ってきます。

目安として、スウェーデン北部のキルナの冬入りは10月10日、首都ストックホルムは12月6日、そしてスウェーデン南部の都市であるマルモは1月7日です。

スウェーデン北部に比べて、スウェーデン南部の冬入りが約3か月遅いことがわかります。

スウェーデンの冬の気温は?

過去の1月の最高気温と最低気温の平均をキルナ、ストックホルム、マルモで比べてみると…

キルナ      氷点下10度 / 氷点下21度

ストックホルム  氷点下 1度 / 氷点下 5度

マルモ      2度 / 氷点下 2度

それでは、オーロラが見られる確率の高いアービスコの気温はどうでしょう?

去年2016年12月のアービスコの気温は氷点下8度~氷点下17度とあります。

やはり寒い!

オーロラ見学時には十分な防寒対策が必要になってきますね。

 

寒いスウェーデンの冬、室内の気温は?

外気がどんなに冷たくても、室内の温度はいつも20度以上に保たれています。

スウェーデンの住宅は、3重窓、セントラルヒーティング、バスルームには床暖房が一般的で、日本の冬の住宅事情とは大きく異なります。

だからアウトドアライフを満喫して凍りそうな手足で戻ってくる宿泊先は暖かくとても快適です。

暖炉のそばに腰を下ろして本を読んだり、おしゃべりしたり、コーヒーを片手に窓越しにちらつく雪を見るもの素敵なスウェーデンの冬の過ごし方ですよね。

私もスウェーデンの冬の屋外の気温に関係なく、室内はいつもTシャツや薄手のセーターで快適に過ごしています。

 

スウェーデンの冬を乗り切るにはどんな服装をしたらいい?

そんな厳しい冬を乗り切るのに、知っておくと便利な重ね着テクニックをご紹介します。

暑くなったら一枚脱ぐ、寒くなったら一枚重ねるなど重ね着をすることで、屋外のアクティビティや気温に合わせて心地よく体温を保つことができるテクニックです。

基本の重ね着テクニック

1. 肌に密着するベースレーヤー

2. ベースレーヤーの上に重ね、寒さから身を守り体温を保つミドルレーヤー

3. 風、雨、雪から体を守るトップレーヤー

4. 防水靴、靴下、帽子、手袋、スカーフ

ベースレーヤーや靴下の素材にコットンは避けましょう。コットンの性質は汗や水分を吸収しそのままの状態を保持するため、体温を下げてしまうという逆効果につながるからです。

次に身体の部分別にどんな衣類が役に立つかをまとめてみました。

• 靴下の2重履きをする。薄手のウールかシルクの靴下 + 厚めのウールの靴下

• 履いていて楽な冬のアウトドアスポーツ用の靴 (靴下の2重履きをしたり、靴に中敷きを入れたりするため、普段はいているサイズよりワンサイズ大きいものが理想的です。通気性もよくなります。)

 

下半身

ベースレーヤー 下着

ミドルレーヤー 発熱保温効果のあるレギンスやタイツ

トップレーヤー 防水防風効果のある冬のアウトドアスポーツ用のパンツ(スキーや登山用のものなど)

 

上半身

ベースレーヤー 下着 + 発熱保温効果のある長袖のシャツ

ミドルレーヤー ウールのセーターかフリース素材のジャケット

トップレーヤー 防水防風効果のある冬のアウトドアスポーツ用のジャケット (スキージャケットなど)

• フリースやシルク素材の裏地のある手袋で防水効果のあるもの

• 耳が隠れる帽子でフリースやファーなどの裏地のあるもの

 

 

スウェーデンでオーロラ見学時に知っておくと便利なミニ情報

スウェーデンで何度も寒い冬を越してきた私の経験をもとに、冬のサバイバル、知っておくと便利なミニ情報を皆さんに提供します。

• 外出時いつも両手がフリーになるように小ぶりのバックパックで外出する。雪や氷に覆われた道はとても滑りやすく、バランスを崩し転んでしまうこともしばしば。

• 空気が乾燥しているのでリップクリームや顔の保湿クリームをお忘れなく。ウオーターベースではなくオイルベースのものをお勧めします。

• トップレーヤーに白い色のものを選ぶのは避けてください。雪国での事故や遭難を考慮に入れて、なるべく目立つ色のトップレーヤーを着用することをお勧めします。

• ピアスやネックレスや時計など、肌に直接あたる貴金属の部分が極度に冷やされることで、凍傷の原因につながります。ご注意を!

• アウトドアスポーツ用ウエアやスキーウエアに直接リフレクター加工がされてあるものもありますが、外出時はリフレクターを使用して、自分のいる位置を常に外部にわかるようにしておきましょう。スウェーデンの冬の夜は闇の世界です。


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スウェーデンでオーロラ見学時の服装や防寒に必要なテクニックのまとめ

冬のスウェーデンの自然はため息が出るほど美しいという一面、寒波というもう一つの厳しい顔を持っています。

氷点下は免れない寒さ厳しいスウェーデンの冬。

十分な防寒対策でオーロラ見学に臨んで下さい。

スウェーデンでのオーロラ見学時や屋外のアクティビティでは、ベースレーヤー + ミドルレーヤー + トップレーヤーの重ね着テクニックを念頭に置いて、それぞれのレーヤーに適した衣類を選び身に着けることで防寒対策になります。

今回の記事「スウェーデンでオーロラ見学時の服装や防寒に必要なテクニック」はいかがでしたか?

皆さんのスウェーデンでのオーロラ見学が暖かく安全で楽しいものになりますように!

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